アンジェラ・アキ、手紙で「新垣さんのピアノ、本当に素敵でした」

新垣結衣(中央)
新垣結衣(中央)
新垣結衣(中央)
新垣結衣(中央)

『くちびるに歌を』の大ヒット御礼、長崎凱旋舞台挨拶が3月15日にユナイテッド・シネマ長崎で行われ、主演の新垣結衣と、合唱部員役を演じた恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭兵、三浦翔哉と、長崎出身のキャストが登壇した。

先生役の新垣結衣、合唱部男子から「好いちょうけんね!」と求愛受ける

本作は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに、中田永一が書きおろし、本屋大賞にもノミネートされた同名小説が原作。新垣扮する才能溢れるピアニストが、とある理由から故郷の中学校に音楽の代理教員として赴任してくるところから始まる物語だ。

満席の会場から「おかえりなさい、長崎へ!」と温かい拍手で迎えられるなか、この日は合唱部メンバーと長崎出身合唱部メンバーによる力強い生歌で「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」を披露。全員がそろって歌う最後の舞台挨拶になるということで、歌いながら泣き出してしまう合唱部員が続出した。

そうしたなか、サプライズでアンジェラ・アキからの手紙が読み上げられる演出も。新垣は、昨年夏の映画クランクイン前に、仙台で行われたアンジェラのライブを見に行ったそうで、「その時新垣さんは、ちょっと恥ずかしそうに『ピアノ猛特訓中です!』と話してくれましたが、新垣さんのピアノ、本当に素敵でした」とその腕前を褒められ、「ビックリしました!アンジェラさんが歩んでやってきたことが、ドキュメンタリーとなって小説になって、こうやって映画化されたという、すべての始まりがアンジェラ・アキさんなのでとても嬉しいです」と笑顔を浮かべた。

また、合唱部を代表してナズナ役の恒松は「『手紙 〜拝啓 十五の君へ 』は悩んでるときや落ち込んでいるときに聞くと元気がでる曲です。この曲を歌うことができて、そして今日はお手紙までいただいて本当に感謝しています!」と語った。

最後の挨拶で新垣は「長崎で撮影した、すごくキラキラした1ヵ月半は、自分のこれからの人生にとって誇りになりました。私も、人生で辛い波がやってきたときにこの作品を見て元気をもらえる映画になったなと思います。みなさんにとってもそういう作品になって欲しいと願っています。最後の舞台挨拶を長崎で行うことができて本当に良かったです」と話していた。

【関連記事】
新垣結衣、合唱部生徒に愛のある祝辞!生徒役の恒松祐里は大粒の涙!
ジュノンボーイ出身の佐野勇斗、新垣結衣は「五島列島の海のような香り」
『くちびるに歌を』作品紹介
[動画]『くちびるに歌を』予告編

INTERVIEW