【今週見るならこの映画！】『REC／レック』シリーズの完結編が登場！亀梨和也主演アクションも公開

2015.01.31

ゾンビ映画好きなら「ゾンビがいたら」と妄想することも多いのでは？ましてやショッピングモールへ行こうものなら「ここでサバイバルできたら……」なんて妄想はさらに加速。1月第5週目となる今週は、いよいよシリーズ完結となるパニック・ホラー『REC／レック4 ワールドエンド』がそんな思いを補充！ほかに、理不尽なゲームに巻き込まれる『13の選択』、悪魔の降臨実験に臨んだ男の恐怖を描いた『悪魔の存在を証明した男』のほか、『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が亀梨和也&深田恭子と組んだ『ジョーカー・ゲーム』、『映画深夜食堂』などが公開。

『REC／レック4 ワールドエンド』1月31日公開
〈今度は貨物船！スケールアップした完結編がついにお目見え〉
感染者（ゾンビ）との戦いを臨場感たっぷりの主観ショット（POV方式）で描き、アメリカでもリメイクされたパニック・ホラー・シリーズの本家最新作。シリーズ2作目のラスト・シーンからスタートし、いよいよ完結というから楽しみにせずにはいられない！舞台は1作目・2作目のアパートから海上に浮かぶ大型貨物船に移り、再び感染者とのサバイバルが描かれる。主演は同2作でもつとめたマヌエラ・ベラスコ。メガホンを執るのはこれまで共同監督などで本シリーズに関わってきたジャウマ・バラゲロだ。

『13の選択』1月31日公開
〈理不尽なゲームか金か、狂気のゲームがスタート〉
2007年に公開したタイ発のサスペンス・スリラー『レベル・サーティーン』を、『ラスト・エクソシズム』のダニエル・スタム監督がリメイク。結婚を控えるも弟は病気、父親は要介護、自身も失業とどん詰まりの主人公・エリオット（マーク・ウェバー）の元に、ある日不可解な電話がかかってくる。出題される13のゲームをクリアすれば報酬が振り込まれるというもの。最初はハエを殺す些細（ささい）なものだったが、次第に報酬の金額と共にゲームの内容もエスカレートしていき……。徐々に狂気に取りつかれていく主人公を追う刑事に、『ブレイド2』『ヘルボーイ』シリーズの強面俳優ロン・パールマンが扮しているのも注目。

『ジョーカー・ゲーム』1月31日公開
〈亀梨和也のアクションスターぶりが光る〉
シリーズ累計発行部数80万部を突破したスパイサスペンス小説を基に、『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が映画化。命を救われスパイにスカウトされた青年（亀梨和也）が、機密文書をめぐる各国の諜報部員との争いに身を投じる。シンガポールで撮影されたアクションシーンは、入江監督いわく「当初考えていた2倍くらい増やした」そうだが、それに亀梨は「監督の要求に対して120％『ノー』と言わずにやろう」とほぼスタントなしで応えたという。これにはプロデューサーも「アクションスターにもなれる」と絶賛したとか。諜報機関の司令塔に伊勢谷友介、謎の美女に深田恭子と豪華な顔ぶれが結集した。

『映画深夜食堂』1月31日公開
〈観て、食べて、ほっこり〉
2009年より深夜枠で放送されたTBS系列ドラマ「深夜食堂」がスクリーンに登場。繁華街にある小さな食堂「めしや」のマスター（小林薫）と、客たちとの人情味あふれる物語を描く。現在、居酒屋のチェーン店「和民」「坐・和民」「わたみん家」では2月16日までの期間限定で同作とのタイアップを展開中。「和民」「坐･和民」では深夜食堂コラボナポリタン」(税別：690円)、「わたみん家」では「鶏和だしのお茶漬（梅・鮭・明太）」（税別：390円）など、再現メニューも食べられる！

『悪魔の存在を証明した男』1月31日公開
〈コックリさんなんて目じゃない!? 悪魔の降臨実験に挑んだ物語〉
占い師の間違ったアドバイスのせいで妻が死んだと思い込んだ主人公が、超常現象に嫌悪感を抱き、それらを〝否定”すべくドキュメンタリーの作成にのめりこむ姿を描く。自らを実験体に悪魔の降臨実験を行うなど常軌を逸した行動に出るが、やがて何かに蝕まれていき……。日本でおなじみの降臨儀式といえば「コックリさん」や「ひとりかくれんぼ」。果たして、悪魔の降臨実験はどんな結果に？

（文：中村好伸）