映画初主演のキスマイ玉森「見てくださる方にキュンキュンして頂きたい」

ヒロインを演じる西内まりや(左)と「レインツリーの国」表紙(右)
ヒロインを演じる西内まりや(左)と「レインツリーの国」表紙(右)

「阪急電車」や「図書館戦争」シリーズの人気作家・有川浩の累計70万部のロングセラー小説「レインツリーの国」が、Kis-My-Ft2の玉森裕太主演、西内まりやがヒロインに扮し映画化されることが発表された。

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同作は、有川作品のなかでも20〜40代の女性に圧倒的な支持を得ている純愛ストーリー。向坂伸行(さきさか・のぶゆき)は、中学時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本についてネットで検索、“レインツリーの国”というブログを見つける。そこに書かれた感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみにメールを送る。数日後、彼女から返信がくる。ネットを通じて繋がった2人はその後、メールのラリーをはじめ、伸行はひとみに会いたいと思うようになるが、彼女は頑なに拒む。実はひとみには、人には言えない秘密があったのだ──。「忘れられない本」がきっかけで、会ったこともないキミに恋をした、メールから始まる2人の物語が綴られていく。

玉森が演じるのは実直で男気のある主人公・向坂伸行。本作が映画初主演作となる。一方、「Seventeen」の専属モデルとしてティーンから圧倒的に支持され、歌手デビューもはたした西内は、これが実写映画初出演。ブログ「レインツリーの国」の管理人で、人に言えない秘密をかかえたヒロインのひとみ(人見利香)に扮する。2人は本作が初共演となる。

玉森は本作への出演について「素直にすごく嬉しかったです。映画の主演を任されるのは初めてなので、気合いを入れて臨んでいます」とコメント。「演じる伸行は、真っ直ぐで、思ったことをはっきりと言う人で、僕とは正反対(笑)。また、サラリーマン役は初めてなので、友だちにどんなことが大変なのかを事前に聞きました」と役作りについて語ると、初共演の西内や映画については「僕は人見知りするタイプですが、西内さんはとても明るい方で、気さくに話しかけてくれるので、楽しく共演できています。すごく真っ直ぐな2人の恋愛を描いた温かい映画なので、見てくださる方にキュンキュンして頂きたいし、2人の恋を応援して頂けるように頑張りたいと思います。映画の完成を楽しみに待っていてください」と述べた。

一方、「映画に出演することは目標だったので、お話を頂いてとっても嬉しかったです」と語る西内は、「過去の出来事によって内向的になっているひとみが、1人の男性に出会っていろんな勇気をもらい、1つずつ壁を乗り越えていく姿や、周りの方の優しさや想いを受け入れて成長していく姿を大切に演じていきたいと思います」と述べると、「玉森さんは伸行のイメージそのままで気さくに話しかけてくださり、監督も、役についてアドバイスをしてくださって、リラックスして現場に入ることができました。ほっこり、そして勇気づけられる温かい作品になると思うので楽しみにして頂けたら嬉しいです」とのコメントを寄せている。

『レインツリーの国』は10月18日にクランクインし、都内近郊を中心に一部大阪にて、約1ヵ月間撮影予定。2015年公開となる。

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