安達祐実、初ヌードに「大きな挑戦」/『花宵道中』アジアプレミア

安達祐実(左)と淵上泰史(右)
安達祐実(左)と淵上泰史(右)
安達祐実(左)と淵上泰史(右)
左から豊島圭介監督、津田寛治、小篠恵奈、安達祐実、淵上泰史、友近

安達祐実の初ヌード披露も話題の『花宵道中』。この映画のアジアプレミアが開催中の第27回東京国際映画祭で10月27日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の安達をはじめ、淵上泰史、小篠恵奈、友近、津田寛治、豊島圭介監督が登壇した。

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この日が、本作を日本の一般客に見ていただく初めての機会。その率直な感想を聞かれた安達は「この作品は挑戦したことがたくさんありました。演技も今までとはアプローチを変えていますし、ヌードになったということも大きな挑戦でした。どう見ていただけるか緊張していますが、楽しんでいただければ」と回答。

また、10月23日に行われた東京国際映画祭オープニングイベントで、レッドカーペット上を劇中衣装の花魁姿で歩いたことに触れ、「花魁の扮装でレッドカーペットを歩けたことは光栄でした。(演じた)朝霧の気持ちが蘇ってきて幸せでした」と話し、「この映画は純愛を描いた物語。恋する気持ちや人を愛する気持ちは、時代を超えて現代であっても共感していただける部分が多い。人を愛することで苦しくなること、切なくなることもあるけれど、それでも人を愛することは素晴らしいことなんだと感じてもらえたら嬉しいです」と主演作をアピールした。

一方、相手役を演じた淵上は「やはり絡みのシーンは特に気を遣いました。12月の京都はものすごく寒くて、カットの度に衣装スタッフに毛布を頼んで、安達さんにかけていました」とコメント。

実は極悪人の吉田屋を演じた津田は「僕は悪役が大好きで、今回の吉田屋というのは色んな面を持っているんですけど、良いところもあるんだぞという部分は微塵もなく、どん底まで悪役です。悪役冥利につきる役でした」と振り返り、安達については「冬の京都は本当に寒くて、楽しくも大変な撮影でしたた。けれど女優にこう言うのもアレですが、安達さんの男気のある背中を見て、僕たちは撮影を乗り切れたと思う」と絶賛していた。

また、女郎屋の女将を演じた友近は「最初この映画のお話しをいただいた時は、吉原の映画イコール脱ぐだと思っていたんですけど、女将役だから脱げなかった」と残念そうに語ると、「今回、友近さんのために用意されたセリフがあったと聞いていますが」という司会のフリに、「とてもありがたいセリフをいただいた。『股開かざる者、食うべからず!』。あちこちで言わせてもらいます。このひと言でもう十分」と喜びを口にしていた。

『花宵道中』は11月8日よりテアトル新宿ほかにて全国公開となる。

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