黒谷友香が男性ヒーローに挑戦「スーツを着てマスクを付けると強くなった気が(笑)」

左から日向丈、寺島進、唐沢寿明、黒谷友香
左から日向丈、寺島進、唐沢寿明、黒谷友香

ヒーローや怪獣などのスーツや着ぐるみを着てアクションに挑戦するスーツアクターの世界に、日本映画史上初めてスポットを当てた『イン・ザ・ヒーロー』。この映画で、女優の黒谷友香が男性ヒーローのスーツを着るスーツアクター役を演じている。

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本作は伝説のアクションスター、ブルース・リーに憧れながらも、25年間、辛酸を舐めまくってきたベテラン・スーツアクターに、一世一代のチャンスが訪れるというもの。命をも落としかねない危険なアクションに主人公が挑んでいく姿が綴られていく。

主演をつとめるのは、自身も若いときにスーツアクターの仕事をしていたという唐沢寿明。高さ8.5mからの落下や炎のなかでの忍者100人斬りなどにも果敢に挑戦している。ほか、共演には、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、加藤雅也、和久井映見といった多彩なキャストが顔を揃える。

そんな劇中で、国民的番組『神龍戦士ドラゴンフォー』のスーツアクター役として、男性ヒーロー・ドラゴンブルーのなかに入る人を演じているのが黒谷だ。彼女が扮するのは、関西弁を駆使し、新人をビシバシ鍛える姉御キャラの大芝美咲役。女性が男性ヒーロー役を演じるのは特撮史上本邦初だそうで、黒谷は実際にヒーローショーに出向いたりYouTubeの動画を見たりしながら、特撮ヒーローの動きを研究中だ。

その黒谷は、この役柄について以下のようなコメントを寄せている。

「女性が男性のヒーローに入るのが、私が初めてとは知りませんでした。逆は(ピンクスーツに男性が入ることは)映画のなかでも、寺島さんがピンク役を演じているので、男女が逆のその設定はあまり気になりませんでした。男性が女性っぽく動くのと同じく、私もスーツは男性っぽく動くことが大事かと思いましたが、スーツを着てマスクを付けると強くなった気がしました(笑)。みんなのブルー、みんなのヒーローだ!という感覚になりました。マスクをつけると全身がヒーローになるので、ある意味、理想のヒーローを自分が演じるような感じですね。唐沢さんからはアクションについて、こうすると良いなどのアドバイスをいただき、とても参考になりました」

『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日より全国公開となる。

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