オビ=ワン・ケノービ役は新キャストの85歳名優? 待望の『SW/エピソード7』始動!

撮影が行われるロンドンのパインウッド・スタジオに脚本の読み合わせに集まったスタッフ、キャストの写真/『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』公式サイトより
撮影が行われるロンドンのパインウッド・スタジオに脚本の読み合わせに集まったスタッフ、キャストの写真/『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』公式サイトより

5月4日(May the 4th)は、あの有名な台詞「May the FORCE Be With You」にちなんだ“スター・ウォーズの日”。この日、現在製作が進められているシリーズ最新作『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』の公開日が2015年12月18日と発表された。

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その5日前の4月29日には公式サイトなどに、撮影が行われるロンドンのパインウッド・スタジオに脚本の読み合わせに集まったスタッフ、キャストの写真と併せて、ついにキャストの一部が発表になった。エイブラムス監督の隣りに座るハリソン・フォード(70歳)、マーク・ハミル(62歳)、キャリー・フィッシャー(57歳)はもちろん、ハン・ソロ、ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナを演じる。ほかにオリジナル・キャストからはC-3PO役のアンソニー・ダニエルズ(68歳)、R2-D2役のケニー・ベイカー(79歳)、チューバッカ役のピーター・メイヒュー(69歳)が参加している。エピソード4にあたる第1作『スター・ウォーズ』の撮影から38年、彼らが一堂に会する姿は感慨深いものがある。一番若いキャリーがもう50代後半なのだ。時の流れがしっかり刻まれた風貌で、かつての当たり役をどう演じるのかは実に興味深い。

今回新たに加わったのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズをはじめパフォーマンス・キャプチャーと言えばこの人、のアンディ・サーキス(50歳)、そして古くはスウェーデンの巨匠、ベルイマンの名作の数々からオスカー助演男優賞候補となった『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(11年)などの名優、マックス・フォン・シドー(85歳)。ハリソンより一回り以上年長の名優はオビ=ワン・ケノービを演じるのでは、という期待もファンから寄せられている。新旧全シリーズに登場したキャラクターは故アレック・ギネス、ユアン・マクレガー(43歳)が演じてきた。

若い世代からは『アタック・ザ・ブロック』のジョン・ボイエガ(22歳)、『アンナ・カレーニナ』のドーナル・グリーソン(30歳)、そしてイギリスの新人女優のデイジー・リドリー(22歳)が参加。発表になった新たな出演者中、唯一の女性であるデイジーは本国でもテレビ番組に数本出演した程度の無名の存在だが、前述の写真ではハリソンとキャリーの間に座っている。そこから、彼女はハン・ソロとレイアの娘を演じるのでは?といううわさも出て来ている。さらに、日本で5月31日から公開の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』に出演している22人、オスカー・アイザック(34歳)とアダム・ドライヴァー(30歳)もキャストに名を連ねている。

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後という設定以外、詳細は明かされず、新しいキャストたちの役どころもまだわからないまま。
J.J.エイブラムス監督と脚本のローレンス・カスダンはロンドンからYouTubeの公式チャンネルに自撮り動画で「Very Happy Star Wars Day」とコメントを寄せた。そこで脚本の調整をしていること、また近日中に新たなキャストについて発表することも明かした。待望の撮影はいよいよ今月から始まる予定だ。

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