あのテッドも太鼓判! ダメでオタクな羊飼いが主人公の異色西部劇・特別映像を公開

『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』
(C)Universal Pictures
『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』
(C)Universal Pictures

アメリカのコメディは日本ではヒットしないという定説を打ち破り、40億円を超える大ヒットを放った『テッド』。そのセス・マクファーレン監督の最新作『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』が9月に日本公開されることが決定。60秒の特別映像も公開された。

[動画]『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』60秒特別映像

マクファーレン監督の作品だけに、本作も今までの西部劇のイメージを覆す内容。主人公のアルバートは西部で真っ先に打ち殺されるタイプの地味でオタクな羊飼いで、銃すら撃った経験のないダメな男。文化度が低く危険な西部の町を心底嫌い、同じくオタクな友人に愚痴をこぼす冴えない日々を送っているという設定だ。そんなアルバートが、両一流の射撃の腕を持つ謎めいた美女アンナとひょんなことから急接近し恋に落ちるも、大悪党クリンチと対決するハメに……。

主人公のアルバートを演じるのはなんとマクファーレン監督自身。美女のアンナをシャーリーズ・セロン、大悪党をベテラン俳優リーアム・ニーソンが演じるなど豪華キャストも見どころのひとつ。

特別映像には人気キャラのテッドも登場し、映画の内容を監督から耳打ちされると「オレ好みの映画だ!」と太鼓判。その言葉通り、西部劇のイメージとは一風変わった映像が流れていく。射撃のシーンも、並べた瓶に弾を命中させていく格好いいシーンが流れると思いきや、どんどん近づいても一向に当たらず、最後は手で倒してしまうアルバートのダメさ加減が映し出され苦笑を誘う。

『テッド』でファンタジー映画の常識を打ち破ったマクファーレン監督が、今度はどんな西部劇を見せてくれるのか、今から楽しみだ。

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