「ありがとう映倫!」と日本では修正・ボカシなしでの上映をスタッフが喜ぶ映画とは?
「ありがとう映倫。祝18禁!」というタイトルでニュースリリースが送られてきたのが、この「映画『肉』のポスタービジュアル解禁」ニュースだ。各国では倫理的な側面から、ボカシや修正が必須だった本作だが、日本では映倫の英断により「R18+」指定はついたものの、一切の修正・ボカシなしでの上映を勝ち取ったという。
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といっても、エロの話ではない。暴力描写や反社会的な行動等が描かれた内容に関するレイティングの方。ニューヨーク州・北部の片田舎で慎ましく暮らすパーカー家。平凡な彼らの生活は、母親のエマが不慮の事故で他界したことにより一変。美しい姉妹アイリスとローズは、母親の代わりに一家に隠された“秘密の儀式”を担うことになるが、それは、可憐な少女には不向きな、あまりにも過酷で残酷な所業だったというもの。
メガホンをとったのは照明技師としてキャリアを積み、ダンカン・タッカー監督の『トランスアメリカ』(05年)やジョン・キャメロン・ミッチェル監督『ショートバス』(06年)に携った後、『ネズミゾンビ』(06年)で鮮烈な長編デビューを飾ったジム・ミックル監督。
2人の姉妹のうち、姉のアイリス役にはハリウッド若手ナンバー1の演技力を誇り、『ザ・マスター』(13年)、『L.A. ギャング ストーリー』(13年)などハリウッド大作にも引っ張りだこのアンビル・チルダーズ。妹のアイリスを『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(13年)で長編デビューし、ハリウッドレポーター誌やバラエティ誌がこぞって注目する美少女ジュリア・ガーナーが演じている。
『肉』は5月10日より新宿武蔵野館にてレイトショー。ほか全国順次公開となる。
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