『風立ちぬ』の米アカデミー賞ノミネートを受け、宮崎駿監督がコメントを発表

宮崎駿監督
宮崎駿監督
宮崎駿監督
『風立ちぬ』
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第86回アカデミー賞で長編アニメーション部門に『風立ちぬ』がノミネートされたことを受け、宮崎駿監督が配給元を通して下記のようなコメントを発表した。

『風立ちぬ』がゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート、アニメ部門候補にはならず

「私の引退作品『風立ちぬ』が、アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされたことを大変光栄に思います。海外でこのような評価をいただけるのは、この作品に携わったスタッフ全員にとって非常に名誉なことです。ノミネートしてくださったアカデミー会員の方々と、成功に導いてくれた全ての人達に心から感謝します。アメリカの多くの人達がこの作品を見てくだされば嬉しいです」

宮崎監督作が米国アカデミー賞にノミネートされたのは、2003年(第75回)の『千と千尋の神隠し』、2006年(第78回)の『ハウルの動く城』に続き今回が3回目。『千と千尋の神隠し』では長編アニメーション部門で見事受賞をはたしている。

『風立ちぬ』は英題『The Wind Rises』として、アカデミー賞申請向けに2013年11月8日から15日までロサンゼルスとニューヨークで各1スクリーンずつ公開されたほか、今年の2月21日より米国で限定公開、2月28日より拡大公開予定。また、米国アカデミー賞の授賞式は現地時間3月2日(日本時間3日午前)に行なわれる。

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