三浦翔平「プライベートでも仲の良い彼と一緒に仕事ができて良かった」と佐藤健に感謝

2013.11.22

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前列左から相武紗季、大原櫻子、佐藤健、三浦翔平、窪田正孝、反町隆史。後列左から亀田誠治、森永悠希、吉沢亮、水田航生、浅香航大、小泉徳宏監督

人気マンガ家・青木琴美による同名コミックを映画化した『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。この作品の完成披露舞台挨拶が11月20日にTOKYO DOME CITY HALLで行われ、佐藤健、大原櫻子、三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大、吉沢亮、森永悠希、相武紗季、反町隆史、音楽プロデューサーの亀田誠治、小泉徳宏監督が登壇した。

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本作は音楽業界を舞台に、佐藤演じる天才サウンドクリエイターの小笠原秋と、大原扮する普通の女子高生から突如スターへの階段を駆け上がる天才の歌声を持つ女子高生・小枝理子との恋を描いたラブストーリー。劇中には、秋がかつて所属し今でも全楽曲を手がけている大人気のCRUDE PLAY（通称クリプレ）というバンドと、理子がヴォーカルをつとめる形でデビューするMUSH&Co.（通称マッシュ）の2つのバンドが登場する。

王道のラブストーリーは初めてという佐藤は「僕にとっても記念すべき作品」と語ると、「すごい恥ずかしかったんですけど、ヒロインの理子ちゃんを演じた櫻子さんが映画（自体）が初めてだったので、（彼女にとっては）僕よりももっと記念すべき作品。そこに一緒にいられたことがとっても嬉しいですね」と挨拶。秋という屈折した天才クリエイター役を演じたことについては「たぶん、天才サウンドクリエイターはみんな屈折しているんです」と独自の見解を述べ、笑いを誘った。

クリプレのヴォーカルで、秋とは同級生で親友の坂口瞬役を演じた三浦は、撮影に入る以前に佐藤から『カノ嘘』の映画をやるかもしれないことを聞いていたそうで、「そのときに、そこに出てくる瞬という役が翔平にピッタリだと言ってくれた。それから数か月後に事務所を通して『カノ嘘』に出ることになったと聞いて、初めて一緒に仕事をできるねっていう話しをした」とコメント。「プライベートでも仲の良い彼と、一緒に仕事ができて本当に良かった。改めてありがとうございます」と佐藤に礼を述べていた。

秋に代わってクリプレに加入し、マッシュのプロデューサーもつとめることになるクリプレのエース篠原真也役の窪田は「みなさんこんばんわ、崖っぷちバンドのベーシストをやらせていただきました」と挨拶すると、クリプレのメンバーからは“崖っぷち”という表現に「まだ早い」と突っ込まれ、会場を沸かせた。

一方、5000人を超えるオーディションの応募者のなかから選ばれ、マッシュのヴォーカル理子役を演じる大原は「今、心臓の音が聞こえるくらい緊張しているんですけど、撮影が終わってからこの日を待ちわびていました」と挨拶。理子の同級生で、理子に秘かに思いを寄せるマッシュのギタリストの君嶋祐一役の吉沢は「今日が初めて、大勢の方に『カノ嘘』を見てもらえる日ということで、とても反応が気になります。結構ドキドキなんですけど、僕がこの映画を見た感想は、ストーリーと音楽の融合が素晴らしく、何か楽器を始めたくなるような、もっと深い場所から音楽に触れたくなるような作品」と話し、理子の同級生で超癒し系男子、マッシュのドラマー山崎蒼太役の森永は「原作ファンのみなさま、蒼ちゃんが太くないと思われた方もいると思いますが、ご容赦ください」と語り笑いを誘っていた。

また、クリプレをプロデュースし、秋の才能をもっとも認めているオフィスタカギの社長・高樹総一郎役を演じた反町は「クリプレのメンバーもとてもカッコイイと思ってます」と話すと、「僕も芝居をしながら彼らが本当にデビューしたらいいなと思っていたんです。そしたら本当にクリプレもマッシュもデビューできた。たくさんの人に見られるということは、僕もプロデューサーを演じていて、とても良かったと思っています」と語っていた。

その後、クリプレとマッシュがそれぞれ1曲ずつ生ライブを披露、会場に集まったファンも大興奮していた。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月14日より全国東宝系にて公開となる。