堀北真希と松田龍平、梅ちゃん先生とミズタクが兄妹役で初共演に「謎の映画」と監督

2013.10.29

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堀北真希が声優を目指すオタク系女子を演じる『麦子さんと』。この映画の舞台挨拶が10月28日にブロードメディア試写室で行われ、兄妹役を演じた堀北と松田龍平、吉田恵輔監督が登壇した。

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同作は、亡くなった母・彩子の納骨のために、母が青春時代を過ごした田舎町にやってきた麦子が、母がかつてこの町のアイドルだったことを知るというもの。主人公の麦子を堀北が、その兄を松田が演じている。

満員の客席から温かい拍手で迎えられた堀北は「公開も近いので楽しみです。今日はみなさんの心があったまるといいなと思います」とテキパキと挨拶。対照的に松田は「あっ、どうも」と、いつものユル〜イ間合いで挨拶し、会場のクスクス笑いを誘った。

また、互いに初共演と言うことで、感想を聞かれた堀北は「寡黙なイメージがあったので初めは緊張しました」とコメント。松田は「印象はわからなかったんですけど、撮影が始まって、一緒に仕事をしてみて、すごくしっかりしているというか、テキパキ進行していてすごいなって思いました」と独特の間合いで話すと、それを聞いていた堀北は笑いを堪えるような表情。

さらに堀北は、松田に関して「今、寡黙にしていますけど、実は結構おしゃべりな方なんですよ。現場で私がうたた寝している時も『ねえねえ』って起こしにきたり、私がほかの仕事で物を書いているときも、集中して書いているのをわかっていて敢えて話しかけてきたり」と意外な一面を暴露。「そうだったんですか？」と司会から確認された松田は素直に「はい、そうなんですよ」と認め、笑いを誘っていた。

そんな2人の共演について吉田監督は「“梅ちゃん先生”と“ミズタク”が兄妹という豪華な、謎の映画になったので、僕は2人にやっていただいて感謝の言葉しかないです」とコメント。これを受け堀北が「朝ドラの話もしましたよね？」と松田に問いかけると、松田は「そうでしたっけ？」とすっとぼけた返答をし、またまた笑いを誘っていた。

『麦子さんと』は12月21日より公開となる。