今年は何があった？ 2012年映画界10大ニュース【前編】

2012.12.30

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毎年恒例となったムビコレ編集部が選ぶ今年の重大ニュース。2012年も様々な出来事が起こった映画界のニュースを中心に（芸能系も含む）、編集部が独断で10本選んでみました。【前編】となるこの記事では、第10位〜第6位を発表します。

【第10位】……スギちゃん、映画イベントでも大人気！

「ワイルドだろぉ」が「流行語大賞」にも選ばれるなど、すっかり今年の顔となった“スギちゃん”。映画イベントでも例外ではなく、多数のイベントに登場しワイルドネタを披露した。また、9月に大ケガをし入院。その間、同じ事務所の小島よしおらが代役をこなしたことも話題になった。ケガによる不在で人気も下火になるかと思われたスギちゃんだが、逆境を跳ね返し見事スピード復帰をはたした。

【第9位】……ママタレ、妊娠・出産ブーム！

今年に入って急激に増えたわけではないだろうが、とにかく“出産”がニュースネタになった1年だった。2月にマーティン・スコセッシ監督が来日した際に、花束贈呈ゲストとして小雪が“出産後初”となる公の場に登場したのをはじめ、麻生久美子、小倉優子といった女優・タレントたちの“出産後初”登場イベントも多数行われた。また、東尾理子を筆頭に、妊娠をブログで発表。それをメディアが伝えるということが一般的になった1年でもあった。

【第8位】……AKBブランド強し！

「選抜総選挙」「選抜じゃんけん大会」といった恒例行事に加え、不動のセンターだった前田敦子の卒業と、今年もAKB48旋風が吹き荒れた1年だった。映画界においても例年通り、多数のイベントに登場したほか、今年は前田敦子が『苦役列車』、大島優子が『メリダとおそろしの森』『闇金ウシジマくん』、渡辺麻友が『ねらわれた学園』、指原莉乃が『劇場版ミューズの鏡』と、役者、あるいは声優としての出演も増えた1年となった。

【第7位】……『海猿』続編製作に赤信号

7月に公開され興収73.3億円の大ヒットを記録し、今年の年間興収ランキングで1位に輝いた『BRAVE HEARTS 海猿』。だが、その続編製作に原作者から「待った」がかけられた。原作者の佐藤秀峰氏が問題視したのは「フジテレビの報道姿勢」で、最初はツイート。そのことが報じられた後には、ニコニコ動画で自身の考えを語った。

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【第6位】……ホラーキャラの貞子に「かわいい」の声！

『リング』シリーズの超怖いキャラクターであるはずの貞子が、『貞子3D』のプロモーションでまさかのかわいいキャラに変身。キティちゃんやケロロ軍曹とコラボしたかと思えば、始球式にも登場。この始球式動画には多数の「かわいい」といった声が寄せられた。これでプツンと糸が切れたのか、ブルーレイの発売に合わせた封入特典では、アイドルと見まがうような写真集「貞子の休日」までが付けられた。ちなみに映画は興収15億円の大ヒットとなり、続編製作も決定。2013年夏頃に公開予定だ。