キャサリン妃懐妊報道がラストを彩った2012年の海外セレブ妊娠・出産ニュース総ざらい

「キャサリン妃の第1子妊娠」というおめでたいニュースが、2012年最後のビッグニュースとして12月3日に飛び込んできて、現在イギリスのみならず全世界で大きな話題となっている。

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2011年4月に結婚し、今か今かと待ち望まれていたキャサリン妃の懐妊。その期待の高さから、一時は不妊説まで報道され、プレッシャーは相当のものだったはず。それだけに、ウィリアム王子夫妻はもちろん、エリザベス女王、そしておじいちゃんになるチャールズ皇太子はじめロイヤルファミリーも大喜びしている様子。イギリス内でも、このニュースを受け、人気歌手のシェリル・コールやキャメロン首相など多くの有名人たちが、お祝いのコメントをツイートした。

以前より王位継承法の改正が進められており、キャサリン妃の子どもは性別に関わらず、チャールズ皇太子、ウィリアム王子に続き、王位継承順位は3位となることも注目されている理由の一つ。さらに、つわりのひどさから数日間入院をしていたキャサリン妃だが、その様子から、双子の可能性もあるのではないかということで、その場合王位継承順位はどうなるのかなど様々なニュースで日々盛り上がっている。

妊娠発表後、すぐに赤ちゃんの顔が合成写真で作成されたり、どんな名前になるのかが賭けの対象になるなど、今後もますます報道が過熱することは間違いないだろう。しかし、今回マスコミの行き過ぎた行動により、オーストラリアのラジオDJが女王と皇太子になりすまして病院にいたずら電話をかけ、だまされた看護婦がその責任を感じ自ら命を絶ってしまった悲しいニュースが、現在イギリスを駆け巡っている。このニュースに対し、ロイヤルファミリーも非常に心を痛めている様子で、今後はこのような悲劇が起きないことを願うばかりだ。

今回のキャサリン妃の妊娠が、2012年の最後を飾るにふさわしいおめでたいニュースとなったが、今年も多くのセレブリティベイビーたちが誕生し、大きな注目を集めた。

まず、今年最初に一番注目されたのは、1月に“音楽界のビッグカップル”ビヨンセ&ジェイ・Zの元に誕生したブルー・アイビーちゃん。出産後、4ヵ月で27キロの減量をし、見事なボディに戻したビヨンセはさすがといったところ。

その他にも、ユマ・サーマン、ドリュー・バリモア、リース・ウィザースプーンなど多くの女優たちが出産。男優ではブルース・ウィリス、ベン・アフレック、ロバート・ダウニーJr.らも、新たな子どもに恵まれた。また、シャーリーズ・セロンは養子を迎えるという形でママになり、現在シングルマザーライフを楽しんでいるようだ。

現在妊娠中のセレブには、歌手のシャキーラや女優のクレア・デインズ、ジェシカ・シンプソン、さらにエルトン・ジョンの代理母が第2子を妊娠中と、ロイヤルベイビーの同級生も続々と誕生予定で、こちらも2013年注目の的となるだろう。

日本でもママタレが注目されているが、海外セレブたちにとっても、子ども服のプロデュースや産後ダイエットなど、出産は仕事面でも大きなチャンスとなっているようだ。

キャサリン妃は、来年夏頃に出産予定だが、2013年で最も話題の赤ちゃんとなることは間違いないだろう。お腹のなかの赤ちゃんは、世界中の注目を浴びているとは思ってもいないだろうが、元気に生まれてくるようにと、多くの人がそのおめでたいニュースを待ち望んでいるところである。(文:Masami Shimura/London)

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