30億円を投じ、13万人のファンが訪れた『ホビット』ワールドプレミア！

2012.11.29

500メートルを超えるレッドカーペットが敷き詰められた『ホビット』ワールドプレミア会場

その他の写真はこちら（8）

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が放つこの冬の話題作『ホビット思いがけない冒険』。12月14日より全世界約67ヵ国で同時公開されるこの映画のワールドプレミアが、ジャクソン監督の出身地で映画のロケ地でもあるニュージーランドで、現地時間11月28日に行われた。

・『ホビット』ワールドプレミア、フォトギャラリー

プレミアが行われたのはニュージーランドの首都ウェリントン。この日のために推定30億円の費用が投じられ、世界各国から約13万人のファンが訪れ、プレミア会場は『ホビット』一色に。

そうしたなか、リーディングシネマからエンバシーシアターまで敷き詰められた500メートルを超えるレッドカーペットに、ジャクソン監督をはじめ、キャストのマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ケイト・ブランシェットらが練り歩き、大勢の報道陣のインタビューに応じた。

監督のほか、脚本・製作もつとめたジャクソン監督は、「『ロード・オブ・ザ・リング』より成功すると思うか？」という質問に「それは、ファンが決めることだからね。もうこの作品は僕の手から離れたから何とも言えないね」と話すと、12月1日に六本木で開催される “ジャパン・ホビット・フェスティバル”のために来日することに触れ、「『ホビット思いがけない冒険』は僕が日本に持っていくから、楽しみにしてください！」と語った。

主人公のビルボ・バギンズ役を演じたマーティン・フリーマンは「僕が演じるビルボ・バギンズは大好きなキャラクターだ。食べること、リラックスすることが好きで、僕にとても合っていると思う。みなさん、『ホビット思いがけない冒険』がいよいよ公開します。東京が大好きなんだ。最新作を持って、みなさんの前に行くのがとても楽しみだよ！」とコメント。

フロド・バギンズ役のイライジャ・ウッドも「日本はとても大好きなので、今から向かうのが楽しみだよ。すぐ行くので、日本のみなさん待っていてね」と話し、ゴラム役のアンディ・サーキスは「今回、第2ユニットの監督をつとめたけど、ここまでこぎ着けられて本当に嬉しいよ。24時間後には、日本に行くので、ファンのみなさん。待っててね！」と語っていた。

『ホビット』は全3部作での公開となり、第1部『ホビット思いがけない冒険』が今年12月14日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開。第2部『ホビットスマウグの荒らし場』が2013年12月13日、第3部『ホビットゆきて帰りし物語』が2014年7月18日より全国公開となる。