高良健吾、吉高由里子を「予期せぬことが起こるから楽しい。本当にすごい」と絶賛!

高良健吾(左)と沖田修一監督(右)
高良健吾(左)と沖田修一監督(右)

映画『悪人』の原作としても知られる吉田修一による同名小説を、『蛇にピアス』の高良健吾と吉高由里子コンビで映画化した『横道世之介』。この作品の舞台挨拶が10月27日に東京国際映画祭で行われ、主演の高良と沖田修一監督が登壇した。

『横道世之介』で『蛇にピアス』の高良健吾と吉高由里子コンビが再共演!

本作は1980年代を舞台に、上京したての大学1年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた青春感動作。映画化にあたり沖田監督は「すごく軽やかで、出てくるキャラクターたちが動いているのを実際に見てみたいと思った」とコメント。

高良は横道世之介について「面白いな、いいところだなと思えたシーンをいやらしく見えたらいやだなと思って、あまり狙わず意識せずに演じた」と話すと、『蛇にピアス』以来4年ぶりの共演となる吉高とは「あのときは2人とも暗かったよねと話していた」そうで、「『蛇にピアス』のときはあまり話をしなかったので今回は現場でたくさん話した」と語った。

そんな吉高について沖田監督は「爆発力のある女優。こちらの要望に応えてくれるから本当にすごい。1度現場で『スゲーな』とつぶやいてしまうことがあった」と絶賛。高良も「予期せぬことが起こるから楽しい。吉高さんじゃないと出せない間とか空気感とか、本当にすごいと思う」と褒め称えた。

一方、高良とはこれが4作目となる沖田監督は「舞台裏でお茶を飲んでいる高良健吾も知っている。いつか高良くんが主演でできたらと思っていた。肩に力が入らず思う存分できてよかった」と満足げ。それに対し高良は「沖田監督と出会ったのは20歳の頃。本当に良くしてもらった。現場は辛いものというイメージが今でもあるが、沖田組は自分が生き生きとしていられる場所。今まで横道世之介のような役はやってこなかったので、このタイミングで沖田さんとできたのは本当に大きかった。これからもずっと沖田監督とやっていきたい」としみじみと語っていた。

『横道世之介』は2013年2月23日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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[動画]『横道世之介』予告編

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