宮野真守と斎藤千和が『009 RE:CYBORG』で生アテレコに挑戦し、観客大興奮!

宮野真守(左)と斎藤千和(右)
宮野真守(左)と斎藤千和(右)
宮野真守(左)と斎藤千和(右)
この日のイベントの登壇者たち

『攻殻機動隊』シリーズの神山健治監督の最新作『009 RE:CYBORG』の特別上映イベントが10月19日に新宿バルト9で開催され、「009」島村ジョーの声を担当した宮野真守と、「003」フランソワーズ・アルヌールの声を担当した斎藤千和、神山健治監督らが登壇、舞台挨拶を行った。

[動画]『009 RE:CYBORG』完成披露に、富野由悠季、永井豪らが駆けつける

『009 RE:CYBORG』は、マンガの王様と呼ばれた石ノ森章太郎の原作『サイボーグ009』を神山監督が映画化した作品で、手描きアニメーションのような質感ながらも3DCGで制作されているのが特徴。この日は同作のアニメーターたちも登壇し、アニメの制作過程をスクリーンに映し出して解説、実演し、観客たちは熱心に聞き入っていた。そして画が完成すると、宮野、斎藤の声優陣も加わり、その場でアテレコを実演。会場は大いに盛り上がった。

この日の試みについて斎藤は「声優とはスタッフさんの仕事を積み上げたものの上に成り立つ仕事。そこに作品を見てくださる方がいて、仕事は完成します」とコメント。宮野も「構想3年に、たくさんのスタッフで作られたアニメーションに、2日だけですが参加し、スタジオで作品の意味をみんなで議論しながらアフレコを進めました」と振り返り、「それぞれのなかにある正義と悪意を見つめ直す機会になれば」と話していた。

また神山監督は「3年におよぶ制作で生命を吹き込んだ作品」と感慨深げ。「見ていただくことがスタッフの喜びであり、今日、こうしてたくさんの方が集まってくれたことが誇りです」と客席に語りかけていた。

『009 RE:CYBORG』は10月27日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。

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