ビヨンセがクリント・イーストウッド監督作『スタア誕生』主演を降板!

クリント・イーストウッドが監督をつとめる『スタア誕生』のリメイク版『A Star Is Born.』(原題)で、ビヨンセが主役を演じることが決まっていたが、この度、彼女の降板が明らかとなった。

当初は来年2月からの撮影スケジュールが予定されていたが、ビヨンセの妊娠と出産により撮影も大幅に遅れ、さらに相手役もまだ決まっていないという状態。そのため、多忙なビヨンセのスケジュールがどうしても調整できず、無念の降板となったようだ。

「E! Online」によるとビヨンセは、「クリント・イーストウッド監督と一緒に仕事ができる機会を楽しみにしていました。この数ヵ月、私たちはスケジュールが調整できるように努力してきましたが、不可能となってしまったのです。できれば将来、一緒に仕事ができることを期待したいと思います」とその思いを語っている。

また、最近になってイーストウッドは新作のプレミアにおいて、主演男優がまだ決定していないことを明かしているが、有力候補であったレオナルド・ディカプリオもオファーを断っているのではないかと噂されている。

その他、トム・クルーズやウィル・スミス、クリスチャン・ベイル、ラッセル・クロウ、ロバート・ダウニーJr.といった豪華な俳優たちの名前が挙がっていたが、現在イーストウッドは、大ヒット作『ハングオーバー』シリーズでブレイクしたブラッドリー・クーパーの出演を熱望しているとも言われており、まだまだこちらも決着しない様子だ。

1937年製作の『スタア誕生』は、過去にも1954年と1976年にリメイクされている名作。イーストウッドとビヨンセのコラボレーションを楽しみにしていたファンには非常に残念なニュースではあるが、イーストウッドが初めて手掛けるミュージカル作品がどのような仕上がりになるのか楽しみにしたい。まずは、ビヨンセの後任である主役の起用と難航している主演男優の行方が気がかりとなるところだ。(文:Masami Shimura/London)

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