映画『アンパンマン』が22年ぶりに興収4億円を突破する大ヒット!

『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』
(C) やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C) やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』
(C) やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C) やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012

7月7日より上映中の映画『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』が、8月12日付けで観客動員36万人、興行収入4億円を突破したことがわかった。

[動画]『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』予告編

『アンパンマン』の映画シリーズは今年で24作目。これまでで最もヒットしたのが、1990年に公開された2作目『ばいきんまんの逆襲』の興収6億6400万円。次いで1989年公開の1作目『キラキラ星の涙』の興収4億6194万円が続き、現在上映中の作品はシリーズ歴代3位の好成績。興収4億円突破は、2作目『ばいきんまんの逆襲』以来、22年ぶりのこととなる。

今年は、南の国のバナナ島が舞台という夏らしくかわいい設定と、いつもと違うばいきんまんが大活躍をする面白さが話題を呼び、公開当初から歴代NO.1となる大ヒットスタートを切った。

客層は2〜5歳の子どもがメインで、ほかのアニメ映画と違うのは、父母だけでなく、祖父母を含んだ家族での来場が多くみられること。キャラクターのターゲット層がアニメ映画のなかでも最も低く、映画館に来づらい層ではあるものの、昨年に続き、今年も同時上映作品に映画を見ながら一緒にできる“てあそび”を取り入れるなど、映画館に来場する小さい子どもたちが楽しめるような工夫を随所に施したことも、本作ヒットの要因の1つになっている。

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