グウィネス・パルトロウがS・ヨハンソンの女王様ぶりにイライラッ!

『アイアンマン2』の撮影が中盤にさしかかったが、現場では、グウィネス・パルトロウが共演のスカーレット・ヨハンソンにかなりいらだっていると、イギリスの“サン”紙が伝えた。

記事によるとグウィネスは、撮影スタッフの注意を常に引いていないと気の済まないスカーレットの女王様ぶりに辟易(へきえき)していて、 撮影現場は常に緊張に包まれているとか。けれど、グウィネスがふくれている本当の理由はスカーレットの性格や言動ではなく、グウィネスが演じる、本来はヒロインであるペッパー・ポッツ役が、スカーレット扮する元スパイで悪女のナターシャ役に比べて地味だということにあるらしい。

ナターシャが、セクシーなキャットスーツ姿で銃を撃ちまくるアクション映画の王道的女性キャラクターなのに対して、ペッパーは気取ったビジネススーツの装いで、派手なアクションシーンも今のところ無いという。

映画のクライマックスは、アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)と宿敵クリムゾン・ダイナモ(ミッキー・ローク)の大がかりな格闘シーンで、この後、3週間かけて撮影される予定。関係者によれば、そのシーンでは、グウィネスも派手に銃を撃ちまくるという約束がなされているらしい。

ナターシャ役は当初、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントが演じる予定だったが、スケジュールの都合で降板し、代わりにスカーレットがキャスティングされた。グウィネスはエミリーとの共演を楽しみにしていたそうで、それもヨハンソンへのいらだちの遠因になっているようだ。

現場での主導権争いとハードなシーンの撮影とで疲労困憊気味というグウィネスは、現在2週間の休暇中。復帰後のクライマックスシーン撮影では、エネルギーを充電し直したグウィネスが、現場の人間全員に、誰が一番かを見せつけるだろうと関係者は見ている。

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