AKB48がアニメ化！渡辺麻友、佐藤亜美菜、秦佐和子ら9名が声優選抜メンバーに

2011.12.14

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オーディション合格者たち。左から佐藤亜美菜、岩田華怜、矢神久美、仲谷明香、秦佐和子、佐藤すみれ、石田晴香、三田麻央、渡辺麻友

審査員特別枠として出演が決まった4名。左から竹内美宥、村重杏奈、木下百花、古川愛李

10月18日に発表されたAKB48のアニメ化企画『AKB0048』。このTVアニメの声優公開オーデションが12月14日に新宿バルト9で行われ、1次審査を通過したAKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバー30人が公開オーディションにのぞんだ。

・TVアニメ『AKB0048』公開オーディション、その他の写真

同作は、近未来・星歴0048年を時代背景に、AKB48を襲名した超銀河アイドルチーム“AKB0048”の研究生9人の姿を描くSFアニメ。『マクロス』シリーズや『トランスフォーマー』（オリジナルデザイン）を手掛けて全世界のアニメファンから支持を得ている河森正治を総監督に迎え、主人公のアイドル候補生9人の声をAKB48などのメンバーが演じる。

この日は声優を選抜するため、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の総勢200人のなかから1次オーディションを通過した30人が登場して公開オーディションにのぞんだ。1人ひとりが壇上に上がり、共通のセリフと個別に与えられたセリフを読み上げる実技審査と自己紹介を行い、秋元康ら審査員に猛アピールした。

オーディションが終わると、審査員をつとめた河森は「将来声優としての可能性があるメンバーはたくさんいましたよ」と総評。その後に声優選抜9名の名前が呼ばれ、AKB48チームAの仲谷明香、チームBの石田晴香、佐藤亜美菜、佐藤すみれ、渡辺麻友、研究生の岩田華怜、SKE48の秦佐和子、矢神久美、NMB48研究生の三田麻央が登壇した。

最初に名前を呼ばれた佐藤亜美菜は「本当に嬉しいです。まだまだ未熟な点はありますが、素敵なアニメになるように全力を注ぎたいと思います」と挨拶。次に呼ばれた岩田は「震えが止まりません……」と信じられない様子だったが、「今まで応援して下さったファンの皆さんや支えてくれたお母さんにも良い報告ができます。精一杯頑張ります」と涙ぐみながらも感謝の言葉を口にした。

アニメ好きの渡辺は、オーディション中のセリフ読みで審査員を見ながら猛アピール。しかし、名前は最後に呼ばれたため「受からないと思っていました……」と思わず声を震わせる場面も。「正直、始まる前は70％ぐらい受かる気持ちでしたが、みんなセリフを読むのが凄く上手で舐めてました。1人でたくさん練習したおかげで受かることが出来ました」と振り返り、「たくさんの方に見ていただけるよう頑張っていきます」と笑顔をのぞかせていた。

AKB48の総合プロデューサー・秋元康は「9名のみなさんおめでとうございます。漏れた21名の皆さんは落ち込むことはありません。30名に入ったことは素晴らしいこと。君たちには色んな可能性があると感じ、もっともっと我々がこういう機会を作っていかないといけないと思いました」とコメント。

続けて、「余りにも21名のメンバーが素晴らしかったので、急ではありますが審査員特別枠が決まりました」と説明し、AKB48チーム4の竹内美宥、HKT48の村重杏奈、NMB48研究生の木下百花、SKE48チームKIIの古川愛李の4人も同アニメに出演することが発表された。

『AKB0048』は来春放送予定（放送局は未定）。