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『ジョーカー』がアカデミー賞候補最多11部門、『パラサイト』は6部門の快挙 | 映画/DVD/海外ドラマ

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(2020年 1月 14日)

『ジョーカー』がアカデミー賞候補最多11部門、『パラサイト』は6部門の快挙

『『ジョーカー』がアカデミー賞候補最多11部門、『パラサイト』は6部門の快挙』
『ジョーカー』
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

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[ムビコレNEWS]  2月9日(現地時間)に開催される第92回アカデミー賞のノミネーションが13日(現地時間)発表され、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』が作品賞や主演男優賞、監督賞など最多11部門で候補になった。

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ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞、監督賞を受賞した『1917 命をかけた伝令』とマーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(通称『ワンハリ』)が10部門ノミネートで続いた。韓国のポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』は作品賞、監督賞のほか6部門で候補になった。





現地では前日12日に発表された第25回放送映画批評家協会賞で『ワンハリ』が作品賞、脚本賞、助演男優賞、美術賞の最多4部門で受賞、『1917 命をかけた伝令』も注目度が高まっている。昨年末の段階では各批評家協会賞などで受賞を続けていたNetflix配信作の『アイリッシュマン 』と『マリッジ・ストーリー』の勢いにややブレーキがかかりそうなのは、保守的なアカデミー会員が配信サービス作よりも、メジャースタジオであるワーナー・ブラザースの『ジョーカー』、ユニバーサル・ピクチャーズの『1917 命をかけた伝令』に肩入れしている傾向があるのかもしれない。しかしながら、今年はNetflixが全24ノミネーションを得て、メジャースタジオを抜いて最多ノミネートを獲得した。

スカーレット・ヨハンソンは『マリッジ・ストーリー』で主演女優賞、『ジョジョ・ラビット』で助演女優賞にダブルノミネートされた。2007年にケイト・ブランシェットが『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(主演)と『アイム・ノット・ゼア』(助演)でノミネートされて以来のこと。この時は得票が割れたのか、ブランシェットは受賞できず。今回、一人息子と向き合う母親役をそれぞれの作品で好演した彼女の受賞の行方が気になる。

ジョン・ウィリアムズは52回目のノミネート。存命中では最多ノミネーション、スコセッシ監督は監督賞ノミネートは今回が9回目。日本からエントリーしていた『天気の子』は残念ながら候補入りは果たせなかった。

米テレビ局で起きたセクハラ告発の実話を映画化した『スキャンダル』では、実在の女性キャスターを演じたシャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンを実物そっくりの顔にしてみせたカズ・ヒロ(辻一弘)がメイクアップ&ヘアスタイリング賞で4度目のノミネートを受けた。





『パラサイト 半地下の家族』が純然たる韓国映画でありながら、国際映画部門(外国語映画賞が今年から名称変更)のみならず作品賞候補になり、さらに監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞で候補になったのは快挙だが、ここ数年、多様性や包摂性を意識し、性別や人種など幅広く新会員を集めてきた映画芸術科学アカデミーが今回俳優部門にノミネートした候補者は20人中19人が白人だったため、SNSでは早速「#oscarstillwhite(オスカーはまだ真っ白)」というタグが登場した。また作品賞、脚色賞、主演女優賞(シアーシャ・ローナン)と助演女優賞(フローレンス・ピュー)など6部門で候補になった『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグが監督賞ノミネーションを逃し、今年は女性候補が選出されなかったことにも疑問の声が上がっている。

第92回アカデミー賞授賞式は2月9日(現地時間)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。

【第92回アカデミー賞ノミネーション結果】

●作品賞
『フォードvsフェラーリ』
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『ジョーカー』
『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
『マリッジ・ストーリー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト 半地下の家族』

●監督賞
マーティン・スコセッシ(『アイリッシュマン』)
トッド・フィリップス(『ジョーカー』)
サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)
クエンティン・タランティーノ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)
ポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)

●主演男優賞
アントニオ・バンデラス(“Pain and Glory〈原題〉”)
レオナルド・ディカプリオ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)
アダム・ドライヴァー(『マリッジ・ストーリー』)
ホアキン・フェニックス(『ジョーカー』)
ジョナサン・プライス(『2人のローマ教皇』)

●主演女優賞
シンシア・エリヴォ(『ハリエット』)
スカーレット・ヨハンソン(『マリッジ・ストーリー』)
シアーシャ・ローナン(『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』)
シャーリーズ・セロン(『スキャンダル』)
レニー・ゼルウィガー(『ジュディ 虹の彼方に』)

●助演男優賞
トム・ハンクス(“A Beautiful Day in the Neighborhood〈原題〉”)
アンソニー・ホプキンス(『2人の教皇』)
アル・パチーノ(『アイリッシュマン』)
ジョー・ペシ(『アイリッシュマン』)
ブラッド・ピット(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)

●助演女優賞
キャシー・ベイツ(『リチャード・ジュエル』)
ローラ・ダーン(『マリッジ・ストーリー』)
スカーレット・ヨハンソン(『ジョジョ・ラビット』)
フローレンス・ピュー(『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』)
マーゴット・ロビー(『スキャンダル』)

●オリジナル脚本賞
ライアン・ジョンソン(『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』)
ノア・バームバック(『マリッジ・ストーリー』)
サム・メンデス、クリスティー・ウィルソン=ケアンズ(『1917 命をかけた伝令』)
クエンティン・タランティーノ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)
ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン(『パラサイト 半地下の家族』)

●脚色賞
スティーヴン・ザイリアン(『アイリッシュマン』)
タイカ・ワイティティ(『ジョジョ・ラビット』)
グレタ・ガーウィグ(『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』)
アンソニー・マクカーテン(『2人のローマ教皇』)

●撮影賞
ロドリゴ・プリエト(『アイリッシュマン』)
ローレンス・シャー(『ジョーカー』)
ジェアリン・ブラシュケ(“The Lighthouse〈原題〉”)
ロジャー・ディーキンス(『1917 命をかけた伝令』)
ロバート・リチャードソン(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)

●編集賞
マイケル・マカスカー&アンドリュー・バックランド(『フォードvsフェラーリー』)
セルマ・スクーンメイカー(『アイリッシュマン』)
トム・イーグルズ(『ジョジョ・ラビット』)
ジェフ・グロス(『ジョーカー』)
ヤン・ジンモ(『パラサイト 半地下の家族』)

●美術賞
『アイリッシュマン』
『ジョジョ・ラビット』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト 半地下の家族』

●衣装デザイン賞
サンディ・パウエル、クリストファー・ピーターソン(『アイリッシュマン 』)
マイェス・C・ルベオ(『ジョジョ・ラビット』)
マーク・ブリッジス(『ジョーカー』)
ジャクリーン・デュラン(『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』)
アリアンヌ・フィリップス(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)

●作曲賞
ヒルドゥル・グーナドッティル(『ジョーカー』)
アレクサンドル・デスプラ(『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』)
ランディ・ニューマン(『マリッジ・ストーリー』)
トーマス・ニューマン(『1917 命をかけた伝令』)
ジョン・ウィリアムズ(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)

●主題歌賞
君のため(『トイ・ストーリー4』)
I’m Gonna Love Me Again(『ロケットマン』)
I’m Standing With You(“Breakthrough〈原題〉”)
Into the Unknown(『アナと雪の女王2』)
Stand Up(『ハリエット』)

●メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『スキャンダル』
『ジョーカー』
『ジュディ 虹の彼方に』
『マレフィセント2』
『1917 命をかけた伝令』

●録音賞
『アド・アストラ』
『フォードvsフェラーリ』
『ジョーカー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

●音響編集賞
『フォードvsフェラーリ』
『ジョーカー』
『1917 命をかけた伝令』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

●視覚効果賞
『アベンジャーズ エンドゲーム』
『アイリッシュマン』
『ライオン・キング』
『1917 命をかけた伝令』
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

●国際長編映画賞
“Corpus Christi〈英題〉”(ポーランド)
“Honeyland〈英題〉”(北マケドニア)
『レ・ミゼラブル』(フランス)
『パラサイト 半地下の家族』(韓国)
“Pain and Glory〈英題〉”(スペイン)

●長編アニメーション映画賞
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
『失くした体』
『クロース』
“Missing Link〈原題〉”
『トイ・ストーリー4』

●短編アニメーション映画賞
“Daughter〈原題〉”
“Hair Love〈原題〉”
“Kitbull〈原題〉”
“Memorable〈原題〉”
“Sister〈原題〉”

●長編ドキュメンタリー賞
『アメリカン・ファクトリー』
“The Cave〈原題〉”
『ブラジル ―消えゆく民主主義―』
『娘は戦場で生まれた』
“Honeyland〈原題〉”

●短編ドキュメンタリー賞
“In the Absence〈原題〉”
“Learning to Skateboard in a Warzone(If You’re a Girl)〈原題〉”
『眠りに生きる子供たち』
“St. Louis Superman〈原題〉”
“Walk Run Cha-Cha〈原題〉”



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