寺田心の大人顔負けのトークに、観客も感嘆!

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寺田心
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人気子役の寺田心が1月23日にユーロライブで行われた映画『ジュリアン』特別試写会に登壇した。

寺田心登壇!『ジュリアン』特別試写会、その他の写真

本作は、第74回ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞した人間ドラマ。離婚した父親アントワーヌと母親ミリアムの間で振り回される11歳の息子ジュリアンの葛藤が描かれていく。

ジュリアン役を演じたトーマス・ジオリア(撮影時13歳)の演技に称賛が送られており、この日は、昨年12月に『ばあばは、だいじょうぶ』の演技で、ミラノ国際映画祭の外国語映画部門・最優秀主演男優賞に寺田が選ばれたことから、日本の天才子役ということで登場。

ジオリアの演技について寺田は「複雑な心境を目で演技しているのが印象的で、とても勉強になりました!」とコメント。「最後の方はジュリアンくんの気持ちになって息苦しくなりました」と続けた。

また本作が、繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が漂う傑作サスペンスとして注目されており、夫によるDVが原因で離婚した妻と息子を執拗に追いかける元夫の姿に「ホラー映画よりも怖い」といった感想が多数寄せられていることから、司会が「ちょっと心くんには難しい内容かもしれないけどどうでした?」と質問。

すると寺田は「お父さんとお母さんはきっと初めは大好きだったと思うけど、好きっていう感情の方向を間違えると、こんなにも怖くて悲しくなるんだなと思いました」と大人顔負けの感想を述べ、客席からも「すごい」という感想が漏れていた。

さらに、今年の一文字を「書初め」で披露する催しも。寺田が書いた一文字は「今」で、「過去と未来の境という意味。その時その時の『今』を大事に、一生懸命頑張りたいという意味です!」と、10歳とは思えない回答に、客席からは自然と拍手が巻き起こる。その後は、イベント前に予め半紙に書いていた「ジュリアン」の文字を持ってフォトセッション。身長ほどの長さがある「ジュリアン」の書をしっかり持って、映画をPRしていた。

『ジュリアン』は1月25日よりシネマカリテほかにて全国順次公開となる。

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