ヒラリー、オバマに続きロバーロ・デ・ニーロにも不審物/今週のニュースまとめ

トランプ大統領批判を続けてきたロバーロ・デ・ニーロ
トランプ大統領批判を続けてきたロバーロ・デ・ニーロ

アメリカでは今週、バラク・オバマ前大統領をはじめ前政権の閣僚や2016年の大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏、ニュース専門チャンネルのCNNに不審な小包が送りつけられ、中身がパイプ爆弾とみられるものだったいう事件が発生したが、25日には前副大統領のジョー・バイデン氏と名優ロバート・デ・ニーロにも不審物が送りつけられていたことがわかった。

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幸い誰も負傷者は出ていないが、11月6日の中間選挙投票日を前に、民主党の政治家や支持者が標的となっているのは明らかだ。

デ・ニーロには、彼がニューヨークで経営しているレストラン「トライベッカ・グリル」気付で小包が送りつけられ、メールルームで警備員が郵便などを仕分けしている際に発見し、警察に通報した。ゴシップサイト「TMZ.com」が入手した小包の写真にある差出人の住所氏名はCNNに届いたものと同じで、小包を回収して調査に当たったニューヨーク市警によれば、形状もオバマ氏ら宛てのものと酷似しているという。

デ・ニーロは2016年の大統領選ではクリントン候補支持を表明し、共和党候補だったドナルド・トランプ現大統領を「大馬鹿」と批判、新政権発足後も反トランプの姿勢を貫き、たびたび厳しい非難のコメントを出してきたが、今年のトニー賞授賞式でプレゼンターを務めた際もFワードを使って罵った。

26日現在、小包を送りつけた犯人について、犯行の目的は明らかになっていない。

一方、ジョニー・デップの海賊ジャック・スパロウ役でおなじみの世界的大ヒット・シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』のリブート製作の企画が進み始めている。

昨年、シリーズ第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開されたものの、北米の興行成績が伸び悩み、人気に翳りが見え始めたことから、ウォルト・ディズニーはテコ入れを図り、脚本を『デッドプール』シリーズのコンビ、ポール・ワーニック&レット・リースに任せるべく交渉中だという。

製作はシリーズ生みの親であるジェリー・ブラッカイマーが引き続き務めるが、デップも含めて主要キャストが続投するかは現時点では不明だ。

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