黒木華、野村周平と対照的に「1人が好きなので」とコメント

#ビブリア古書堂の事件手帖

黒木華と野村周平
黒木華と野村周平
黒木華と野村周平
黒木華と清水克衛
野村周平と清水克衛
黒木華と野村周平

黒木華と野村周平がW主演をつとめる映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の公開直前イベントが、10月22日にBOOK&CAFE WIRED TOKYO 1999で開催され、黒木と野村が登壇した。

『ビブリア古書堂の事件手帖』公開直前イベント、その他の写真

原作は、鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主・篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延の国民的大ベストセラー小説。当日の会場は、舞台となるビブリア古書堂と同様に書店内ということもあり、黒木は「本好きとしては本屋さんでイベント出来ることを嬉しく思います」と挨拶。野村も「渋谷のTSUTAYAさんでイベント出来るとは思っていなかったので、テンションが上がっています」とコメントした。

司会者から、今でも捨てられずに大切に取っている物はありますか?と質問された黒木は「お母さんからもらった靴とオーバーオールは捨てられないですね。母が30歳頃のもので、サイズも同じなんです」と回答。野村も「俺も服は捨てられないですね。あと、台本は捨てられないです。ただ滅茶苦茶たまるので実家に送るようにしています」と答えた。

さらに本作のなかで、過去のトラウマから本が読めなくなってしまった野村の役柄に関連し、現在も克服できないトラウマはありますか?という質問が向けられると、黒木は「暗いところが苦手。お化けが出るんじゃないか、知らない人が立っているんじゃないかとか」と告白。そんな黒木に野村が「ロウソクとか持って歩けばいいんじゃないですかね。御用だ!みたいな提灯とか」とアドバイスを送った。続けて野村が「1人になること。未来のこととか自分自身のこととか考え過ぎてしまうので。それがトラウマというか怖いですね」と語ったが、今度は黒木から「(その気持ちは)分からないですね。私は1人が好きなので」という正反対の答えが出てきてしまい、会場は笑いに包まれた。

ここで《読書のすすめ》主宰、本のソムリエこと清水克衛が登場。黒木・野村が事前に回答したアンケートをもとに、清水がお2人にぜひお勧めしたいという本を紹介した。黒木へ選んだのは「誰も知らない偉人伝」。歴史・実話ものを読みたいというアンケートを元に選ばれたこの本に対して黒木は「歴史が苦手だったので、どうにか出来る本があるといいなと思っていたので楽しみです。早速今日から読みたいと思います」と嬉しそうに答えた。次に野村に対して清水が選んだのは「雨の日も晴れ男」という小説。あまり本を読まない人、特に若い男性にお勧めの小説ということでこの本が選ばれたと聞いた野村は「僕っぽいタイトルですね。めっちゃ楽しみ!」とテンションが上がった様子だった。

『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日より全国公開となる。