『告白』初日舞台挨拶で松たか子が感涙。岡田将生は汗が止まらず大弱り

岡田将生(左)と松たか子(右)
岡田将生(左)と松たか子(右)
岡田将生(左)と松たか子(右)
花束を手に、感激の涙を浮かべた松たか子
スラリとした美脚の松たか子(左)と木村佳乃(右)
岡田将生
左から中島哲也監督、岡田将生、松かた子、木村佳乃

生徒に娘を殺された中学校教師の復讐を描いた衝撃作『告白』が6月5日に公開初日を迎え、TOHOシネマズ 日劇PLEX2で、キャストの松たか子、岡田将生、木村佳乃と中島哲也監督が舞台挨拶を行った。

『告白』場面写真

中島監督が強く希望したという松の主演。ラストシーンで松は5回撮り直しがあったそうだが、監督は「1テイク目もすばらしかったけれど、もっと何か出るかもしれないと思い撮り続け、映画で使ったあの表情が出たときは『すごい女優だな』と思った」と、その表現力に感嘆。松も「監督を信じて演じました。(仕事をするのは)初めてだったのに、深く信頼でき、最後までやることができました」と、監督への信頼感を口にした。

一方、緊張からか、革ジャン姿で暑かったからか、多量の汗が噴き出して弱っていたのが岡田。「汗っかきだということが分かった(笑)」と新たな発見を告白しつつ、スタッフからハンドタオルを手渡してもらい、頬や額、首筋を流れる汗を必死に拭き続けていた。そんな岡田は今回、教師役に初挑戦しているが、本当は別の役がやりたかったという。「中学生の役をやりたかったんですけど、ちょっとダメでしたね。最近フケたねってよく言われるので」と苦笑いしていた。

先のカンヌ国際映画祭でマーケット試写も行われたという本作。彼の地では満員御礼の大絶賛を受け、各国の映画祭から正式招待が相次ぎ、イギリスや台湾など海外での配給も決定したという。また、ハリウッドからリメイクのオファーも来ているそうで、監督が、リメイクされたときのキャスティングを予想。松の演じた森口先生はニコール・キッドマンで、岡田の演じた熱血教師はダニエル・ラドクリフ、木村の演じた過保護な母はサラ・ジェシカ・パーカーとのこと。監督から「日本のニコール・キッドマンって呼ばれてますから」と持ち上げられた松は、「呼ばれてないし(笑)」と謙虚に否定、場内から笑いが起こっていた。

6月10日に33歳となる松。この日は松に内緒でサプライズのバースデーセレモニーも行われた。突然運ばれてきたバースデーケーキを前に、監督らから大きな花束をプレゼントされた松は、本当に驚いた様子。「お祝いしていただいて恐縮しております。『告白』は、完成に辿り着くまで、本当に大変でした」と撮影の日々を振り返った後、目を潤ませ、声を詰まらせながら「がんばったみんなの思いが伝われば幸せです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にしていた。

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