子煩悩なおしどり夫婦の破局相次ぐ! 2017年の恋愛・結婚事情を総まとめ

アンナ・ファリスと離婚申請したクリス・プラット
アンナ・ファリスと離婚申請したクリス・プラット

2017年、今年もたくさんのセレブカップルが誕生、一方で突然の破局で驚かせたカップルも多かった。

子煩悩なおしどり夫婦のはずが、破局した夫妻がなぜか多い年だった。

2017年の映画を総括。強い女性描く作品が年間興収1、2位を独占

8月に破局を発表し、12月に離婚申請をしたのはクリス・プラット&アンナ・ファリス夫妻。2009年に結婚した2人は、4月にはクリスの主演作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の宣伝で、2012年に誕生した一人息子のジャックも連れて家族3人で来日、インスタグラムで仲の良さをアピールしていたが、結婚当初は妻の方が有名だったのが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ジュラシック・ワールド』でクリスが大スターになり、パワーバランスが変化したのが一因と見られている。クリスと共演女優のロマンスの噂など、根も葉もないゴシップと知りながらも傷ついていったことを、アンナは10月に発表した自伝で綴っている。

2000年に結婚し、一男一女をもうけたベン・スティラー&クリスティン・テイラーは『ズーランダー』など夫婦共演作も数多く、公私ともに順調と思われていただけに、結婚18年目での離婚発表は世間を驚かせた。

レイチェル・ビルソン&ヘイデン・クリステン夫妻、ファーギー&ジョシュ・ドゥアメル夫妻も子どもたちと幸せに過ごす様子が伝えられながら、破局。また、スカーレット・ヨハンソンも一女をもうけたフランス人の夫、ロマン・デュアリックと破局。だが、夫と2人で始めたグルメ・ポップコーンのビジネスでは引き続きパートナー関係を続けている。

映画の主演女優と監督として出会って恋に落ち、野心作を完成させたものの破局したのは『Mother!(原題)』のジェニファー・ローレンスとダレン・アロノフスキー監督。21歳差ながら、撮影終了後の昨秋から交際がスタートしたが、9月にヴェネチア国際映画祭でお披露目された同作は賛否両論……というより、かなり厳しい評価を受け、予定されていた日本公開が中止になってしまった。11月に開催されたガバナーズ・アワードでは席も隣同士で本人たちもいつもと変わらない様子だったが、実は10月に破局していたという。

今年最も話題になったのは、ハリウッドからイギリス王室へのお嫁入りが決まったメーガン・マークルだろう。TVシリーズ『SUIT/スーツ』のメインキャストだった彼女は元々チャリティやライフスタイル・サイト運営など女優以外の活動にも熱心で、共通の友人を介してイギリス王室のヘンリー王子と昨年知り合った。夏から交際が始まったが、彼女に離婚歴があることや母親がアフリカ系であることから、ネット上で彼女や家族に対する誹謗中傷が過熱。11月にケンジントン宮殿が交際を公表する異例の事態となり、その後順調に愛を育んだ2人は1年後の今年11月に婚約を発表。来年5月に結婚式が予定されている。

SNS全盛のミレニアル世代は、自らのプライベートライフもさらけ出すのを厭わないが、かつてその先陣を切っていたテイラー・スウィフトは昨年9月にトム・ヒドルストンと破局して以来、私生活はほとんど明かさなくなった。そんな彼女が交際しているのは新進俳優、ジョー・エルウィン。Amazonビデオで配信公開された『ビリー・リンの永遠の一日』で主演デビューを飾った26歳のイギリス人。昨年10月から今春まで、メディアに気づかれない隠密行動で交際。報道が出た後も公の場を避けて、むやみに騒がれない落ち着いた順調な交際を続けている。

クロエ・グレース・モレッツは、昨年破局したベッカム家の長男、ブルックリンと復縁、今年インスタグラムで最もフォローされているセレブ(1億3000万超)になったセレーナ・ゴメスは、10月にザ・ウィークエンドと破局後に、かつて何度も破局したジャスティン・ビーバーとまたしても関係復活。以前からジャスティンをよく思っていなかったセレーナの母親がショックのあまり体調を崩し、病院へ緊急搬送される騒ぎが起きた。

人気者になればなるほど、心配や不安も多くなるセレブ。誰かを愛し、信じるのも、彼らにとっては簡単なことではないようだ。

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