女優たちの主張が対立! ドラマよりも面白い?『デスパレートな妻たち』舞台裏

プロデューサー側についたエヴァ・ロンゴリア(左)とマーシア・クロス(右)
プロデューサー側についたエヴァ・ロンゴリア(左)とマーシア・クロス(右)

人気海外ドラマ『デスパレートな妻たち』のニコレット・シェリダンが、番組のクリエイターで製作総指揮を担当しているマーク・チェリーを暴力と不当解雇で訴えたことは先日お伝えした通り。

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ここへ来て、ほかの4人の番組出演者たちがチェリー氏の側につくことが明らかになった。エヴァ・ロンゴリア、テリー・ハッチャー、マーシア・クロス、フェリシティ・ハフマンが4月13日にチェリー氏を支持するとの声明を共同で発表したと、オンライン版ピープルが報じている。

それによると、ニコレットが経験したというチェリー氏による暴力を、彼女らは直接目撃したことはないとのこと。「私たちは、現場を敵意に満ちた環境だとは決して思わない。実際はその逆。この6年間に、マーク・チェリーや出演者、クルー、プロデューサーと分かち合った友情やサポートは、この仕事をすばらしいものにしてくれた。私たちは毎日に感謝している」と続いている。

またシェリダンの訴えには、チェリー氏が、番組を放映するABCの幹部にテリー・ハッチャーが氏への文句を言ったことを知り、「テリー・ハッチャーは車に轢かれて死ねばいい」と述べたことが含まれていた。それについてハッチャーは、シェリダンの弁護士が許可なく自分について言及したことを「残念で不適切だ」としている。ハッチャーはさらに、「私は差別を受けたと感じたことはない。それどころか、マークや幹部の人たちには、仕事や個人的なことについて話を聞いてもらい尊重してもらっていると感じている」と述べた。

仕事を失いたくない出演者にとって、プロデューサーに逆らうのは難しいという事情もあるだろうから、この4人の声明を文字通り受け止めていいのかどうかは何とも言えないところ。舞台裏のドラマはまだまだ続きそうだ。

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