『桐島、部活やめるってよ』神木隆之介インタビュー |
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学校一の人気者であるバレーボール部のキャプテン桐島が部活をやめる!? そんな噂が飛び交う高校を舞台に、翻弄される生徒たちの姿を描いた『桐島、部活やめるってよ』は、第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウによる同名小説の映画化だ。帰宅部男子や女子グループ、文化部の面々など、立場が異なるキャラクターの視点からひとつの出来事を追い、学校内での上下関係や思春期ならではの人間関係を描き出している。
面白いのは、噂の中心人物である桐島は不在で、主演の神木隆之介は、桐島には1番遠い存在のクラスでも地味な“映画部の前田”役であるということ。ゾンビ映画を撮ることに情熱を傾け、桐島騒動とは無縁の校内の“下”グループにいる前田役を演じた神木に、作品への思いや撮影中のエピソードを聞いた。
神木:まず違うところは、前田より自己主張があるということ。あんなにおとなしくないです。共通するところは、こだわりを持っているところですかね。前田は自分の作りたい映画を先生になんと言われようと撮るという揺るぎない目標や覚悟がありますが、そこに共感できました。
神木:『紅の豚』や『時をかける少女』が好きで、小さい頃は何度も見ました。この監督が好きというこだわりはなくて、作品で選んでしまいますし、この作品のシーンがどうのこうのということもないのですが、好きなものはとことん好きになりますね。
神木:苦手です(笑)。役作りのために、監督からゾンビ映画を10本くらい渡されて見たのですが、すごく大変でした。役作りのなかで1番大変だったかもしれない(笑)。見た作品のなかでも、やはりロメロが衝撃的でした。映画っぽくない作りで、現実のような恐怖感がありますね。この映画のなかで、映画部顧問の先生が「君たちにとって、ゾンビって近いの? 近くないよね?」って前田たちに言うシーンがあるのですが、その発言は合っていると思います。たしかに近くないけれど、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』なんかは、それが隣で起きているかのような映画だったのですごく怖かったです。
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神木隆之介
かみき・りゅうのすけ
1993年5月19日生まれ。幼少時よりCMに出演し、99年にテレビドラマ『グッドニュース』でドラマデビュー。以降、人気子役としてキャリアを積み、04年に映画『お父さんのバックドロップ』に出演し好評を得る。05年には『妖怪大戦争』の主演で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年では、テレビドラマ『心の糸』(10年)、『高校生レストラン』(11年)、映画『SPEC〜天〜』(12年)などに出演。また、劇場版アニメーションの『サマーウォーズ』(09年)や『借りぐらしのアリエッティ』(10年)などでは声優としても活躍している。 |
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2012年8月11日より新宿バルト9ほかにて全国公開
[監督]吉田大八
[脚本]喜安浩平、吉田大八
[原作]朝井リョウ
[出演]神木隆之介、橋本愛、大後寿々花
[DATA]2012年/日本/ショウゲート
(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ/集英社
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