『ローマ法王の休日』ナンニ・モレッティ監督インタビュー |
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意に反してローマ法王に選ばれてしまった主人公が、就任演説を前にローマの街に逃げ出してしまうことから巻き起こる騒動を描いた『ローマ法王の休日』。オードリー・ヘプバーンの名作を彷彿とさせる作品だ。
全世界11億人以上にのぼるカトリック教徒の最高指導者「法王」を主人公にするという大胆な作品を監督したのは、『息子の部屋』(01年)でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞したこともある名匠ナンニ・モレッティ。イタリアのウディ・アレンとも呼ばれる彼に、法王の戸惑いを描いたユーモラスな“問題作”について話を聞いた。
監督:(脚本を手がけた)フェデリカ・ポントレモーリとフランチェスコ・ピッコロ、そして私の3人で、同時に別々のアイデアを練っていました。しばらくしてから本作の脚本に取り掛かることに決めました。あるシーンを思いついたことをきっかけに、すべてが始まりました。それは、新しく任命されたローマ法王が、彼の登場を期待して待つ信者たちの前に、なかなか姿を現すことができないというシーンです。
監督:作品そのものに対する批判はありませんでしたよ。宗教的な教育については、両親が信奉者なので、ほどほどに受けてきました。けれど、私自身は信奉者ではありません。
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ナンニ・モレッティ
Nanni Moretti
1953年8月19日生まれ。73年より友人と映画を撮り始める。81年、『監督ミケーレの黄金の夢』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。94年には『親愛なる日記で』カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。01年に『息子の部屋』でカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞。 |

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