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『ローマ法王の休日』ナンニ・モレッティ監督インタビュー

『ローマ法王の休日』ナンニ・モレッティ監督インタビュー
あるシーンを思いついたことをきっかけに、すべてが始まりました

意に反してローマ法王に選ばれてしまった主人公が、就任演説を前にローマの街に逃げ出してしまうことから巻き起こる騒動を描いた『ローマ法王の休日』。オードリー・ヘプバーンの名作を彷彿とさせる作品だ。

全世界11億人以上にのぼるカトリック教徒の最高指導者「法王」を主人公にするという大胆な作品を監督したのは、『息子の部屋』(01年)でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞したこともある名匠ナンニ・モレッティ。イタリアのウディ・アレンとも呼ばれる彼に、法王の戸惑いを描いたユーモラスな“問題作”について話を聞いた。


ナンニ・モレッティ監督
──この映画のアイデアはどこから来たのでしょう?

監督:(脚本を手がけた)フェデリカ・ポントレモーリとフランチェスコ・ピッコロ、そして私の3人で、同時に別々のアイデアを練っていました。しばらくしてから本作の脚本に取り掛かることに決めました。あるシーンを思いついたことをきっかけに、すべてが始まりました。それは、新しく任命されたローマ法王が、彼の登場を期待して待つ信者たちの前に、なかなか姿を現すことができないというシーンです。

──本作は一部のカトリック信者から批判も受けたそうですが、あなたは宗教的な教育を受けてきましたか?

監督:作品そのものに対する批判はありませんでしたよ。宗教的な教育については、両親が信奉者なので、ほどほどに受けてきました。けれど、私自身は信奉者ではありません。

(2012/07/23)


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ナンニ・モレッティ
Nanni Moretti

1953年8月19日生まれ。73年より友人と映画を撮り始める。81年、『監督ミケーレの黄金の夢』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。94年には『親愛なる日記で』カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。01年に『息子の部屋』でカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞。

2012年7月21日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開
[製作]ドメニコ・プロカッチ [監督・脚本・製作・出演]ナンニ・モレッティ [脚本]フランチェスコ・ピッコロ、フェデリカ・ポントレモーリ [撮影]アレッサンドロ・ペシ [出演]ミシェル・ピッコリ、イエルジー・スチュエル、レナート・スカルパ、マルゲリータ・ブイ [原題]HABEMUS PAPAM [DATA]2011年/イタリア、フランス/ギャガ/105分
(C) Sacher Film . Fandango . Le Pacte . France 3 Cinema 2011


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