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『ブルックリン』シアーシャ・ローナン インタビュー

若手演技派の筆頭格が、2人の男性の間で揺れ動く思いを語った

『ブルックリン』シアーシャ・ローナン インタビュー
とても美しくて、とても繊細な脚本に惹かれた

『ブルックリン』撮影中の様子
1950年代、アイルランドからアメリカへと渡った女性の軌跡を追いながら、故郷や愛の意味を問い掛ける作品『ブルックリン』が日本でも公開された。『アバウト・ア・ボーイ』などの原作者としても知られる人気小説家ニック・ホーンビィが脚本を手がけ、アカデミー賞作品賞、主演女優賞にノミネートされたほか、ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞など多数の映画賞を受賞、高く評価された珠玉作だ。

主演はシアーシャ・ローナン。子役としてデビューし高い演技力を誇る彼女は、本作でも、内気な少女が悲しみを乗り越えて成長していく様を繊細に演じている。今、最も活躍する若手女優とも言える彼女に、本作について語ってもらった。


──本作のどこに魅力を感じ、出演を決めたのですか?

『ブルックリン』撮影中の様子
ローナン:脚本がとても美しくて、とても繊細なところに惹かれたわ。ニック(・ホーンビィ)は原作をとてもよく捉えていて、すばらしい脚本を書いた。コルム・トビーンが書いた原作は、本当に重要な意味を持つ書籍よ。何千万人ものスコットランド移民の物語をとても美しく描いている。もちろん他の国からの移民もいたけど、1200万人もの人がスコットランドから移民としてアメリカに渡った。自分と同じルーツを持つ人たちの物語なので、とても身近に感じたの。これは私の両親の物語でもある。2人は80年代にアイルランドからニューヨークに渡り、同じ経験をした。時代が違えど、移民が経験する困難や苦しみは同じよ。そしてもう1つ、心を打たれたことがあった。ロンドンでリハーサルをしていたある日、監督のジョンと話していて突然気づいたの。エイリシュの経験はすべて、リハーサル当時の私が実生活で経験していたこと、そして今も経験していることと全く同じだった。感情的には、私はエイリシュと非常によく似た境遇に立っていたの。

──エイリシュのキャラクターを説明してもらえますか?

ローナン:物語は、私が演じたエイリシュ・レイシーを中心に進行する。簡単に言うと、彼女は新しい生活を始めるために、故郷を出てニューヨークに行くの。生まれ育った環境とは全く違う世界に、彼女はたった独りで飛び込む。知り合いは1人もいない状況なの。

(2016/07/07)


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シアーシャ・ローナン
Saoirse Ronan

1994年4月12日生まれ、ニューヨーク出身。3歳の時にアイルランドに移住。9歳で子役デビューし、キーラ・ナイトレイ主演作『つぐない』(07年)に出演した際には13歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ話題となる。主な出演作は『ラブリーボーン』(09年)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14年)など。

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