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『神様メール』カトリーヌ・ドヌーヴ インタビュー

大女優がゴリラとベッドイン!「いい雰囲気」の撮影現場語る

『神様メール』カトリーヌ・ドヌーヴ インタビュー
ゴリラとベッドにいるだけで非現実的で、一風変わったワクワク感があった

『神様メール』
2016年5月27日より全国公開
(C)2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Apres le deluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage
ある日突然、全人類に余命を知らせるメールが届いた! ある人は5年の余命、ある人は102年、ある人は……。大パニックに陥った世界を救うため、“神様の娘”は旅に出て、ヘンテコな奇跡で人々を助けていく。

「神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している」という斬新な設定をもとに、父の“悪行”に憤慨した10歳の少女が巻き起こす騒動を描いたミラクルコメディが『神様メール』。『トト・ザ・ヒーロー』や『八日目』のジャコ・ ヴァン・ドルマル監督の最新作だ。

主人公の少女・エアを演じたピリ・グロワーヌの天才子役ぶりが話題だが、ゴリラと恋に落ちる主婦を、なんとあのカトリーヌ・ドヌーヴが演じているのも見どころのひとつ。奇想天外な本作について、大女優に語ってもらった。


──本作の役はかなり衝撃的ですが、役柄としては小さいですね。このような小さな役で出演されていたことに驚きました。

『神様メール』
(C)2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Apres le deluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage
ドヌーヴ:もちろん、役が小さくても出演するわ。私はこれまで、演じたいものだけを演じてきたの。シナリオを読んで面白いと思えば、主役でなくても引き受けるわ。ずっとそうしてきたの。
 今回は、まずシナリオがよく出来ていたし、一風変わったユーモアがあってそれが素敵だったし、スカッとする陽気なお話だったから。ドルマル監督がこの人物を私に、と話してくれたとき、このおかしなアイデアをとても気に入ったの。

──あなたが演じる裕福な主婦マルティーヌがゴリラと寝るシーンがあると分かったときはどう思いましたか?

ドヌーヴ:実はその部分だけ、はじめは分かっていなかったの。ある夫婦がいて、夫が多忙なビジネスマンでという、よくある設定のお話だったのよ。それが、いきなりゴリラと出会い、一目惚れするという展開で、その素敵なお猿さんに会いに行ったり、ベッドインしたりと、非現実的なものが物語に収まっていくのがおかしくて、とにかく気に入ったのよ。

──とはいえ、役としてはかなり風変わりですよね。斬新な美女と野獣バージョンです。

ドヌーヴ:そんなことはないわ。理性的なほうだと思うわ。日常では、皆もっと奇妙なことをするでしょう? 撮影中は、ゴリラとベッドにいるだけで非現実的で、一風変わったワクワク感があったわ。そして同時に、現場はとてもいい雰囲気だったの。ドルマル監督は、感じがよく、優しく穏やかで、私にとってとても素敵な経験だったのよ

──迷わず、その小さなお話に入り込めたというわけですね。

ドヌーヴ:「小さなお話」ではなくて、ゴリラが恋の相手になるという立派なラブストーリーよ。今回は超現実的でどこかズレた表現をしてみたの。はじめは無理だと思ったけれど、演じてみた結果、とても楽しかったの。そうすることで意外にも、ゴリラが登場するシーンの撮影がリラックスした、楽しい雰囲気になったのよ。ジャコ・ヴァン・ドルマル監督とは初めてだけど、またいつか組みたいわ

(2016/05/26)


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カトリーヌ・ドヌーヴ
Catherine Deneuve

1943年10月22日生まれ、フランスのパリ出身。俳優一家に生まれ、10代のころから活躍。主演した『シェルブールの雨傘』(64年)のヒットにより世界的人気を得る。『インドシナ』(92年)で米国アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたほか、『ヴァンドーム広場』(98年)出ヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。主な出演作は『昼顔』(67年)、『終電車』(80年)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00年)、『8人の女たち』(02年)など。

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