『ファミリー・ツリー』ジョージ・クルーニー インタビュー |
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ハワイのオワフ島に暮らす家族の姿を通じ、人生の苦さや再生、人と人との繋がりを描いた『ファミリー・ツリー』。今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、編集賞など5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した秀作だ。
主演はジョージ・クルーニー。『オーシャンズ11』シリーズなどでの小粋なイメージが強い彼が、本作では、娘に振り回され、妻の隠し事に衝撃を受けるごく普通の父親を演じ、新境地を開拓している。
本作の演技でゴールデングローブ賞ドラマ部門の主演男優賞を受賞した彼に話を聞いた。
クルーニー:実は前にもやったことがあるんだ。今まで数本の映画で父親役を演じているし、夫を演じた作品も数本ある。でも、この映画の役は今までとは違うんだ。もっとずっと感情が絡んでいるし、家族との繋がりが強い作品だから。
物語は、妻が昏睡状態になったところから始まり、言わば、人が一人前になる成長を描いているんだけど、なんと、一人前になるのが50歳の男なんだよ(笑)。だから、この役を適切に演じる方法を会得するにはコツがある。でも、とにかくよくできた脚本だったからね。脚本が良いと、(役者の)仕事はずっとラクになるんだ。
クルーニー:僕はアレクサンダー・ペイン監督と仕事がしたいとかなり前から思っていて、トロントで彼と夕食を共にする機会があったとき、彼が僕に脚本を送ってくれると言ったんだ。実を言えば、僕はどんな脚本だろうと関係なく出演しようと思っていたんだよね。フィルムメイカーとして、彼は今まで一度もミスしたことがない人だから。でも、脚本を読んでみて、自分はとても運がいいと思ったんだ。僕が(出演の)判断を下すときのポイントは2つだけ。監督と脚本。この2つだよ。
クルーニー:この映画は子どもたちがステキだったんだ(笑)。次女役のアマラは、これが初めての映画だったから、何回も同じシーンを撮ることを知らなくて、与えられたアイスクリームをずっと食べ続けていた。7カット撮り終わったときには7個のアイスを食べちゃっていたんだよ!
現場でよく冗談をいっている理由? 常に何かしていることが好きなんだ。僕はテレビシリーズの『ER 緊急救命室』に何年も出ていて子どもとも一緒に撮影をしていたから、どうやって撮影現場を盛り上げるかが分かるんだ。
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ジョージ・クルーニー
George Clooney
1961年5月6日、アメリカのケンタッキー州で生まれる。父親は映画評論家兼ニュースキャスター、叔母は歌手というショウビズ一家の出身。俳優としては長い下積みを経て、テレビシリーズ『ER 緊急救命室』の医師役でブレイク。『アウト・オブ・サイト』(98年)でオスカー候補となり、『オー・ブラザー!』(00年)でゴールデングローブ賞最優秀男優賞を受賞。『シリアナ』(05年)でアカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。02年に『コンフェッション』で監督デビューし、05年に2作目となる『グッドナイト&グッドラック』を監督。主な出演作は『オーシャンズ11』(01年)、『オーシャンズ12』(04年)、『オーシャンズ13』(07年)、監督もつとめた『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(11年)など。 |
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2012年5月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開
[監督]アレクサンダー・ペイン
[脚本]アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
[出演]ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー
[原題]THE DESENDANTS
[DATA]2011年/アメリカ/20世紀フォックス/115分
(C) 2011 Twentieth Century Fox |

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