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『わたしはマララ』マララ・ユスフザイ インタビュー

銃撃にも屈せず教育の必要性を訴え続ける不屈の少女

『わたしはマララ』マララ・ユスフザイ インタビュー
イギリスの生活に馴染むでは大変だった

『わたしはマララ』
12月11日より全国公開
(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
パキスタン北部の山岳地帯に生まれ育ち、タリバンの圧力にも屈せず女子教育の必要性を訴えた少女マララ。彼女はタリバンから銃撃されてもなお活動を続け、2014年、17歳の時にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した。『わたしはマララ』は、不屈の精神で世界を変えようと努力し続ける姿を追ったドキュメンタリー映画だ。

素顔のマララはブラッド・ピットが好きな普通のティーンネイジャーだが、彼女の原動力はどこからくるのか? 今はイギリスに暮らす彼女に、映画について、そして家族について語ってもらった。


──あなたのドキュメンタリー映画が、日本でも12月11日から公開されますが、映画についての感想を聞かせてください。

マララ:とても嬉しかったです。デイヴィス・グッゲンハイム監督は私たちのストーリーをとてもパワフルに描いてくれたからです。
映画は、(家族の)過去にさかのぼり、父の人生や母の人生が描かれ、(読み書きのできない)母がどうやって困難に立ち向かったか、学校へ行くのを止めたかを見せています。それから私自身の生活、大きく成長し、学校のすぐそばにいたこと。私たちのストーリーを伝えたのは他の誰でもなく、私たちでした。ハラハラしたシーンは、弟が私を悪く言ったところでした(笑)。もしも続編があるとしたら、弟に私の批判はさせません(笑)。それ以外は、すばらしいと思いました。

『わたしはマララ』
(C)2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
──映画では、ご家族が新しい国、イギリスに落ち着こうとしている様子が見られます。今はあなたと家族にとって生活はどうですか?

マララ:初めは、この新しい文化を持った、まったく違う国に落ち着くのはとても大変でした。特に学校はまったく違うものでした。新しい教え方、知らない試験のやり方、友情のあり方も違っていました。でも時間が経つにつれ、今はずっと良い状態で、学校でたくさんの友だちができ、今では私も“ブラミー”(イングランドのバーミンガムの生まれの人の意味)のような気がしています。私は完全なブラミーで、自分のアクセントがちょっと変わって来たと感じています。インタビューでは違いますが、家にいるときはまったく違う話し方をしています。

──勉強はどうですか?

マララ:これからの2年間でAレベルの成績をとって大学に行き、哲学、政治、経済学などを勉強したいと思っています。オックスフォードで学びたい考えているので、そのために努力して良い成績をとり、仕事にも就きたいと思っています。最近、2週間の仕事を経験しました。友だちと一緒に仕事を体験し、とても楽しかったです。

──忙しくて勉強する時間がなかったりしますか?

マララ:最初は、あまりにやることが多くて学校を欠席し、そのせいでちょっと遅れをとり多くの課題の復習をしなければなりませんでした。空き時間に、まだやっていない課題がたくさんあることに気づきました。学校を休んでいたからです。そういう課題にもっと時間をかけて、復習しなければならなかったんです。試験期間は大変だったので、今年は試験の時期には仕事をしないことにしました。

(2015/12/09)


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マララ・ユスフザイ
Malala Yousafzai

1997年7月12日生まれ。パキスタン出身。2009年、タリバン政権下の生活についてBBCのブログにペンネームで日記を投稿する。11年に国際子ども平和賞にノミネートされるも、12年10月に下校途中のスクールバスでタリバンに銃撃され瀕死の重傷を負う。奇跡的に一命を取りとめ、13年、16歳の誕生日にニューヨークの国連本部でスピーチ。14年にはノーベル平和賞を最年少で受賞した。命の危険があるため、現在は両親、2人の弟と共にイギリスで暮ら、バーミンガムの高校に通学しながら教育の必要性を訴え続けている。

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