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『あん』樹木希林インタビュー

河瀬監督と出会って、役者の原点に戻していただいた

『あん』樹木希林インタビュー
来た仕事はほとんど断る
樹木希林

5月13日から始まった第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として上映された河瀬直美監督の『あん』。東京の住宅街にあるどら焼き屋に、求人募集を見た1人の老女・徳江がやって来る。彼女の作る粒あんの美味しさから店は繁盛するが、やがて徳江がハンセン病を患っていたことが噂になり……。丹誠込めて、あんを作る徳江を樹木希林が演じる。

作品について、雇われ店長・千太郎を演じた永瀬正敏や、店の常連の中学生・ワカナを演じた実孫の内田伽羅をはじめ共演者について、そして波瀾万丈だったこれまでの経験から得た死生観について語ってもらった。


──『あん』はドリアン助川さんの小説の映画化ですが、ドリアンさんは樹木さんを想像しながら書かれたと言ってますね。

樹木:それが不思議ですよね。私がよく知らないんですから、ドリアンさんをね(笑)。

樹木希林
──オファーを受けようと思われた、その決め手というのは。

樹木:それは順番で決めるから。お話が来て、「ああ、そうですか、それじゃあ、決めます。大体1年かかるんですか? でも、間はあるんでしょう」みたいな感じで。

──来た順ということですが、断る場合もあるんでしょうか?

樹木:ほとんど断る。でも、向こうが合わせてくるのよ。台本を向こうにやったり、こっちきたり、押したり引いたりっていうのは、あります。

(2018/09/22)


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樹木希林
きき・きりん

1943年1月15日生まれ、東京都出身。1961年に文学座に入り、「悠木千帆」名義で女優活動を始める。1964年に森繁久彌主演のテレビドラマ『七人の孫』にレギュラー出演し、人気を博す。20代から老け役を演じ、テレビドラマ『寺内貫太郎一家』(74年)の貫太郎の母役は大反響を呼んだ。映画にも幅広いジャンルの作品に出演し、近年は『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07年)、『わが母の記』(11年)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『悪人』(10年)で同最優秀助演女優賞を受賞。その他、『歩いても 歩いても』(08年)、『ツナグ』(12年)、『そして父になる』(13年)、『駆込み女と駆出し男』(15年)、『海街diary』(15年)などに出演

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