『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』入江悠監督インタビュー |
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異例のヒットとなった青春ヒップホップムービー『SR サイタマノラッパー』。インディーズ映画界に大旋風を巻き起こした同作の舞台は、タイトルのとおり埼玉。そして続編となる第2弾『SR サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』では舞台を群馬に移し、今回第3弾は栃木を舞台に『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』で「北関東3部作」のフィナーレを迎えた。
今回の主人公は『サイタマノラッパー』にも登場したマイティ(埼玉のヒップホップグループ「SHO-GUNG」の一員)で、同メンバーのIKKU、TOMをはじめ、『ムカデ人間』の北村昭博、ベテラン女優の美保純など豪華な顔ぶれを揃え、シリーズ初となるライブシーンや大掛かりなフェスティバルシーンなどに挑戦した。
そんな入江悠監督に、今回舞台になる栃木について、3作つくり続けたシリーズへの思いや撮影の苦労、そして今後のさらなる構想などを語ってもらった。
入江:埼玉の「SHO-GUNG」というキャラクターを、埼玉に残った側と東京に行った側で対比したいなと思いました。それで、(東京に)行った側としてマイティをピックアップしました。ヒップホップのシーンに入って行くしんどさを描きたかったというか、それはヒップホップだけに限らずですが。
入江:そうですね、僕の場合は映画なんですけど、いわゆるメジャー的な物を思考するしんどさみたいなことを考えてました。
入江:そうですね、自分のやってることが人に届くのかとか、見てもらえるか聞いてもらえるかって思ったりするのは音楽とか映画に限らずいろんな表現とか仕事に携わっている人に共通することだと思うので。みんなどこかしら歯がゆさとかを抱えていると思いますね。
入江:普通の人はだいたい折り合いつけて少し妥協して、少し自分の大事な物を譲ったりしてやっていくと思うんですけど、このマイティという主人公の場合はそこが不器用だと思います。
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入江悠
いりえ・ゆう
1979年神奈川県横浜市生まれ、埼玉育ち。埼玉県立熊谷高校を卒業後、日本大学藝術学部映画学科に入学、『OBSESSION』と『SEVEN DRIVES』がそれぞれ「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のオフシアター部門に入選。大学を卒業後、『JAPONICA VIRUS ジャポニカ・ウィルス』(06)にて長編映画監督デビュー。『SR サイタマノラッパー』(09)では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のオフシアター・コンペディション部門でグランプリを受賞。動員記録の塗り替えや異例のロングランなど、インディーズ映画界に旋風を巻き起こす。続編の『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライムスター』(10)、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールが鳴り止まないっ』(11)でも高い評価を得て、2012年4月から放送のTVドラマ『クローバー』(テレビ東京系)の演出も手掛けている。 |

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