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『鬼灯さん家のアネキ』佐藤かよインタビュー

性格は男らしくジャイアンみたい!?自身を赤裸々告白!

『鬼灯さん家のアネキ』佐藤かよインタビュー
25歳でセーラー服! 本当にいいのかな(笑)

モデルとして活躍している佐藤かよ。抜群のスタイルと愛らしい笑顔で人気を博しているが、過去には性同一性障害で生物学上は男性であることや、そのことをカミングアウトするまでの心境をつづったエッセイ本を出版したりと、自らの勇気で進む道を切り開いてきた。

そんな佐藤が次にチャレンジしたのが女優業。映画『鬼灯さん家のアネキ』で女子高生・水野麻衣を演じている。本作は、心に思っていることをなかなか言えない登場人物たちを切なくコミカルに描いているが「共感できる部分がある」という佐藤に撮影現場でのエピソードやプライベートの話を聞いた。


佐藤かよ
──メインキャストとしてセリフもシーンも多かったと思いますが、撮影は大変でしたか?

佐藤:全編でセリフがある作品に出演することが初めてだったので、セリフを覚えることってどうやるんだろうってところから始まりました。でも今泉(力哉)監督が私を自由に泳がせてくれたので、安心して演じることができました。

──劇中ではセーラー服も着ていますね。確か佐藤さんは25歳でしたよね?

佐藤:私が16歳ぐらいのとき、制服を着て飲食店がたくさんあるような繁華街を通ったことがあったんですね。そのとき、外で立っているキャバクラみたいなお店のボーイさんに「ダメだよ仕事中、勝手に外出たら!」って怒られたんです。まだ16なのに……ってショックを受けたことがあったのですが、それから10年もたっているから、本当にいいのかなっていう思いは強かったです(笑)。

──佐藤さん演じた水野麻衣をはじめ、この作品の登場人物は、相手に話しづらいような思いを抱えている人が多いですよね。
『鬼灯さん家のアネキ』場面写真
(C) 2014『鬼灯さん家のアネキ』製作委員会

佐藤:人に思いを伝えたいと思うとき、それを言うことによって聞いた人が「おかしいんじゃない?」とか「人と違うよね?」って言われるのが怖くて素直に話せないという経験って映画だけじゃなく、私生活でもたくさんあると思うんです。でも私のなかで1番重要だと感じたのは、それを飛び越して自分の意見を言うことはとても大事だってことです。

──佐藤さんもいろいろな経験をされていて、ご自身の性のことをカミングアウトしたりしましたが、自分の人生と作品を重ねあわせる部分はありましたか?

佐藤:この映画に出てくる人は本音をしゃべらない人ばかりなのですが、色々な感情のやり取りを通して素直に自分のことをしゃべることができるようになるんです。そうすると、人間関係って瞬間的に変わったりするんですよね。そういう部分は私にとっても身近に感じましたね。

(2014/09/08)


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佐藤かよ
さとうかよ

1988年12月26日生まれ。愛知県出身。男性として生を受けるが幼少期より自身の性別に違和感を感じ始める。08年より名古屋を中心に雑誌モデルなどの活動を女性として開始 するが、10年にテレビ番組で性同一性障害であり、戸籍上は男性であることをカミングアウトする。その後もモデル、タレントとして活躍する一方で、映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』(11年)でスクリーンでヒューを果たすと13年には『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』に出演するなど、幅広い活動を繰り広げている。

2014年9月6日より公開
[監督・編集]今泉力哉 [脚本]片岡翔、今泉力哉 [原作]五十嵐藍 [出演]谷桃子、前野朋哉、 佐藤かよ、川村ゆきえ、古崎瞳、岡山天音、葉山レイコ、水澤紳吾、モト冬樹 [DATA]2014年/日本/KADOKAWA、SPOTTED PRODUCTIONS

(C) 2014『鬼灯さん家のアネキ』製作委員会

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