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『エージェント:ライアン』クリス・パイン インタビュー

今、乗りに乗っている若手俳優を直撃!

『エージェント:ライアン』クリス・パイン インタビュー
俳優でもある監督のいいところは、役者がどういう気持ちでいるかを理解してくれる点

昨年10月に急逝した世界的ベストセラー作家トム・クランシー。その最新作を映画化したのが、世界的ヒット作『エージェント:ライアン』だ。

本作は、「ジャック・ライアン」シリーズの誕生30周年となる節目の記念作で、経済アナリストからCIAにリクルートされたスパイ経験ゼロの主人公ジャック・ライアンが、天才的情報分析力で巨大な謎を解析し、9.11以後の全く新しい世界規模のテロに挑む姿が綴られていく。

主演は、ヒット作『スター・トレック』シリーズにも主演したハリウッドの期待の星クリス・パイン。彼に、『エージェント:ライアン』の見どころなどを語ってもらった。


『エージェント:ライアン』
(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
──これまでハリソン・フォードやベン・アフレックらそうそうたるスターがジャック・ライアンを演じてきましたが、後を引き継ぐことになった感想は?

パイン:子どもの頃から彼らの作品を見て楽しんできたし、スパイ作品も大好きだ。ハリソンには生来の謙虚さがあって、それが彼の仕事すべてに表れていると思う。『今そこにある危機』(94年)もそうだし、『パトリオット・ゲーム』(92年)もそうだ。『パトリオット・ゲーム』では、アン・アーチャーがポルシェに乗っていて、彼がフォルクスワーゲンのジェッタに乗っていた。彼が常に着ているような印象のあるツイードのジャケットを着てね。それが最高だった。
 今回の作品に取り掛かった当初、(監督の)ケネス(・ブラナー)との会話で、映画では死やバイオレンスがこれほどたくさん描かれているにも関わらず、そこに関心を向ける作品はほとんどないという話が出た。悪役が死んだことはわかる。でもそんな悪人にも妻や子どもがいたかもしれない。悪役の背景が何もわからない、と話したんだ。そこでそうした側面を見せたら面白いんじゃないかということになった。平凡な男が非凡な状況に巻き込まれ、普段、決してやらないようなことをやらなければいけなくなったとき、彼は一体どうするのか。人の死を見るということに彼はどう対処するのか。それがとても面白いと思った。このジャンルの映画でそういう面が描かれた作品が思い浮かばないからね。人が殺される場面はあるけれど、その死が及ぼす影響まで描かれることはあまりない。この作品にはそういうヒューマンな側面があるんだ。

──監督のケネス・ブラナーはイギリスが誇る名優でもあります。本作では監督と出演を兼務していますね。
『エージェント:ライアン』
(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

パイン:監督が俳優でもあることで助かるのは、僕ら役者がどんなことを経験しているか、監督が理解してくれていることだ。役者経験のない監督と比べると、より良いコミュニケーションがより楽にとれる場合が多い。
 本作はアクション大作だけど、撮影時間は1日に11、12時間と比較的楽だった。それはケネスが過剰な撮影をしないおかげだ。彼は3台のカメラを使い、ブロッキングを行い、3、4ページにおよぶシーンを1日以下で撮り終えてしまう。それはとても珍しいことなんだ。とても才能のある監督だと思う。

──ライアン役を演じることになった経緯は?

パイン:ケネスが監督として参加する前から役をもらっていたんだ。オファーされたのは『スター・トレック』(09年)を撮り終えた直後だった。その時点では脚本を見ていなかったけれど、ジャック・ライアンは大好きなキャラクターだった。僕にとっては(『スター・トレック』の)カーク船長よりもずっと馴染み深いキャラクターなんだ。昔からスパイものが好きだったからね。やる、と即答したよ。

『エージェント:ライアン』
(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
──では、ケネス・ブラナーが監督をつとめることになった経緯もご存じなんですよね?

パイン:何らかの理由でジャック・ベンダーが降板したんだ。僕はジャックが大好きなんだけど、彼は他のことで忙しかったんだ。その後まもなく、ケネスが参加したと聞いて、賛成した。ずっと以前から彼のファンだったからね。俳優でもある監督のいいところは、役者がどういう気持ちでいるかを理解してくれる点だ。だから彼は、僕にどういう指示を与えたら一番いいかということを、かなり早く理解してくれた。意思疎通が早いんだ。彼にはやらなきゃいけないことがたくさんあったけれど、目的は明確だった。

(2014/02/21)


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クリス・パイン
Chris Pine

1980年8月26日生まれ。ロサンゼルス出身。両親と母方の祖母が俳優で、03年にテレビドラマ『ER 緊急救命室』でデビュー。J.J.エイブラムス監督の『スター・トレック』(09年)でジェームズ・T・カークを演じ注目を浴びる。続編の『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13年)は批評的にも興行的にも大成功を収めた。その他の出演作は『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』(04年)、『アンストッパブル』(10年)、『Black & White/ブラック&ホワイト』(12年)など。舞台俳優としても活躍。

2014年2月15日より全国公開(2014年2月14日より先行公開)
[監督]ケネス・ブラナー [原作]トム・クランシー [出演]クリス・パイン、キーラ・ナイトレイ、ケヴィン・コスナー、ケネス・ブラナー [原題]JACK RYAN:SHADOW RECRUIT [DATA]2012年/パラマウント ピクチャーズ ジャパン

(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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