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『不良少年 3,000人の総番(アタマ)』斎藤工インタビュー

若手実力派俳優・斎藤工が、リハーサルなしで挑んだケンカシーンの秘話など語る

『不良少年 3,000人の総番(アタマ)』斎藤工インタビュー
僕自身はケンカもしたことがないし、トップに立つのもイヤなんです

1970年代を舞台にした映画『不良少年 3,000人の総番(アタマ)』(3月10日公開)は、ツッパリ文化全盛期の不良高校生たちの熱気がムンムンと伝わってくる青春映画だ。

原作は、暴走族の3代目リーダーをつとめていた経歴をもつ作家・遠藤夏輝による自伝的小説「東京不良少年伝説」。この映画で、著者の分身ともいえる主人公の千藤鷹也役を演じたのが斎藤工だ。その斎藤に、昔のツッパリ高校生を演じる上での役作りや物語の大部分を占める派手なケンカシーンについて話を聞いた。

──ケンカに明け暮れる不良高校生という役は、斎藤さんの見た目のイメージとは似ても似つかない役ですが、出演の経緯を教えてください。

斎藤:僕個人としては作品を選ぶのではなく、「なんでこの役が自分に?」と考えるよりも、「なぜ彼ら(製作スタッフ)はこの役を僕にあててくれたんだろう」ということを知りたいですね。自分にその役と通じる部分を想像してくれた人々にお返しをしたい、という気持ちがあります。70年代は僕の知らない世代ですが、興味はすごくありました。

斎藤工
──斎藤さんのきれいな顔立ちで全校生徒3,000人の頂点に立つ不良役というのは、映画を見る前は違和感がないのかな、と思いましたが、実際にはそんなことはなくて千藤というキャラクターに合っていました。

斎藤:僕はケンカもしたことがないし、人の頂点に立つというのもイヤですね(笑)。そういう素地は無いんですが、役者って自分に近いものだけを演じるのではなく、素地がない分、どうしたらこうなるんだろう、と観察しているんですよ。

──トップに立つことに興味はない、というのは千藤役にも共通しますね。

斎藤:彼はたまたまトップになっちゃったんですが、原作者の遠藤先生にお会いしたときに、そのリアリティを感じられたんです。ヤンチャもしていたけれど、その後に風紀委員になったという遠藤先生のプロセスが興味深かったです。

(2012/03/07)


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斎藤工
さいとう・たくみ

1981年8月22日生まれ、東京都出身。自ら“ただの映画オタク”と語るほどの映画好きとして知られる。モデルとして活躍後、2001年に『時の香り〜リメンバー・ミー〜』で映画デビュー。主な映画出演作に、『明日泣く』『カフェ・ソウル』などがあり、三池崇史監督の作品には2010年公開の『十三人の刺客』に次いで、今年2月公開の『逆転裁判』、6月公開の『愛と誠』にも出演。テレビドラマでは、2011年は連続4クールに出演。NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の京極高次役でも知られる。また、今年2月にはメジャーセカンドシングル「サクライロ」も発売。今、注目を集めている若手実力派俳優だ。

2012年3月10日より池袋シネマ・ロサにて公開
[監督]宮野ケイジ [脚本]遠藤夏輝、宮野ケイジ [原作]遠藤夏輝 [出演]斎藤工、窪塚俊介、須藤温子、堀田眞三、岩永洋昭、秋吉久美子 [DATA]2012年/日本/東映ビデオ/74分/
(C) 2012 東映ビデオ

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