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『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』ジュディ・デンチ インタビュー

イギリスの名女優がインドの魅力に開眼!

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』ジュディ・デンチ インタビュー
ジョン・マッデン監督はチャーミングで才能豊かな監督

趣のある“高級リゾートホテル”に長期滞在するためにインドを訪れた7人の熟年男女。ある者は夫に先立たれ、ある者は病気治療のため、ある者は退職後の骨休みとして……人生の再スタートを切るために、それぞれの思いを抱えながらたどり着いたホテルは、“高級”どころかほこりだらけのオンボロホテルだった。

落胆しながらもインドにとどまらざるを得なくなった彼らの人生模様を描いたのが『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』だ。混沌としたインドで人生を見つめる7人の変化と、オンボロホテルを高級リゾートに変えようとする若きオーナーの奮闘が笑いと感動をもたらす。

本作で、夫を亡くし、初めて1人暮らしすることとなった未亡人を演じているのはジュディ・デンチ。『007』シリーズのMとしても知られ、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞助演女優賞を受賞するなど確かな演技力で知られるイギリスの名女優だ。悲しみを抱えながらも、前向きに一歩を踏み出していく女性・イヴリンを伸びやかに演じた彼女に話を聞いた。


ジュディ・デンチ
──本作を手がけたジョン・マッデン監督とは『Queen Victoria 至上の恋』(97年)や『恋におちたシェイクスピア』(98年)以来ですが、三度、仕事をした感想は?

デンチ:私は彼の崇拝者なの。チャーミングで才能豊かな監督よ。ジョンに必要とされれば喜んで駆け付けるわ。
 俳優をセットに迎えるとき、彼はあらゆる準備を済ませて静かに待ってるの。彼との仕事はとにかく楽しいのひと言に尽きる。彼は、自分で準備してきたことを出演者に悟らせないまま、ひたすら安心して自分らしい演技ができるように導いてくれる。そうできるように彼が振舞ってくれるの。監督自身、自分のしていることをよく分かっているのよ。

──この作品のどんなところに惹かれたんですか?

デンチ:まず、監督がジョンだと聞いて「彼と一緒なら、ぜひ!」そう思って二つ返事で引き受けたの。映画のストーリーもすごく気に入ったわ。インドで撮影するというのも聞いたんだけれど、インドって一度も行ったことがなくて、それに正直に言うと、行きたいとも思わない場所だった。だけど、すっかり虜になってしまったわ。本当に人生が変わってしまうような体験だったし、本当に変わってしまったのよ。一言で言うなら、インドへ行く前の私の視野は(左右の手を数センチだけ開けながら)これくらいだったんだけれど、インドへ行った後は(両手を思いきり広げて)これくらいになってたの。こんなふうにひとつの国にこれほど影響受けたことは今までなかったわ。

(2013/02/08)


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ジュディ・デンチ
Judi Dench

1934年12月9日生まれ、イギリスのヨークシャー州出身。舞台俳優として活躍後、『007 ゴールデンアイ』(95年)でジェームズ・ボンドの上司のMを演じイギリス国内外での知名度が上がった。以後、Mを演じ続けている。『恋におちたシェイクスピア』(98年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞。88年にイギリス王室から騎士(ナイト)の女性版・デイムの称号を授与された。主な出演作は『Queen Victoria 至上の恋』(97年)、『アイリス』(01年)、『あるスキャンダルの覚え書き』(06年)など。

2013年2月1日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開
[監督]ジョン・マッデン [脚本]オル・パーカー [原作]デボラ・モガー [出演]ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、ペネロープ・ウィルトン、デヴ・パテル、セリア・イムリー、ロナルド・ピックアップ、トム・ウィルキンソン、マギー・スミス [原題]THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL [DATA]2011年/イギリス、アメリカ、アラブ首長国連邦/20世紀フォックス/124分
(C) 2011 Twentieth Century Fox

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