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『Life 線上の僕ら』白洲迅×楽駆インタビュー

若手実力派の2人が“泣けるBL”で共演、心の内を語った

『Life 線上の僕ら』白洲迅×楽駆インタビュー
BL作品であることに抵抗はなかった(白洲)

『Life 線上の僕ら』
2020年6月19日よりRakuten TV、ビデオマーケットにて配信中
(C)「Life 線上の僕ら」製作委員会 (C)常倉三矢/芳文社
“泣けるBL No.1”の呼び声高い常倉三矢原作の「Life 線上の僕ら」。ちるちるBLアワード2018「ベストコミック部門」では1位を獲得している。ちるちるは商業BLのポータルサイトで、年間に何冊ものBLコミックを読むであろうBL好きのユーザーの多くがその年のベストコミックとして「Life 線上の僕ら」選んでいるのだ。

この作品は、違う高校ながらも偶然に出会った2人の男の子を追ったラブストーリー。下校途中に知り合った晃と夕希は会うたびに心の距離が縮まり自然に恋に落ち、人を愛する喜びに目覚め、やがて苦しみと葛藤も知ってゆく。高校生から大学生へ、そして社会人へと成長する姿を描いた感動作だ。

多くの人の涙を誘ったこの「Life 線上の僕ら」が実写ドラマ化され、6月19日よりRakuten TVとビデオマーケットで先行配信された。また、台湾、タイをはじめ、アメリカやヨーロッパでの世界同時配信も決定している。

生真面目な晃を演じたのは、ドラマシリーズ『僕はまだ君を愛さないことができる』などの白洲迅、(しらす・じん)無邪気な夕希に扮するのは映画『最初の晩餐』などの楽駆(らいく)。若手イケメン俳優の注目株である2人がインタビューに応じ、作品を通して考えさせられたことからキスシーンについてまで語ってくれた。


──新型コロナのお仕事への影響や現場はどんな感じですか?

白洲:ドラマの撮影が少しずつ再開されていて、先日も撮影がありました。本番直前ギリギリまでフェイスシールドをつけてリハーサルを行うなど、万全の対策をとっている感じですね。

楽駆:僕は中止になったイベントもあって、自粛明けの初めての仕事がこの『Life〜』のプロモーションです。

──少しずつ再開しているんですね。『Life〜』はコロナ以前の撮影だと思いますが、出演が決まった時の印象を教えてください。BLコミックが原作ですが、まずどう思われましたか?

白洲:主演のお話をいただいて純粋に嬉しかったです。原作を読み、ボーイズラブの要素もあるけど、それだけでなく人生を描いた作品だと思いました。高校生から大学生、そして社会に出るようになって、さらにその先も。年を重ねていく人生そのものを描いている。出演にあたって嬉しさと同時に身の引き締まる思いも感じました。

楽駆:僕もすごく嬉しかったです。同性愛を扱った作品は初めてですが、前からやりたいと思っていました。同性愛を扱った作品は魅力的なものが多いですよね。この作品に出演することはチャレンジングでしたが、役を通していろんな経験をしたり感情を理解したりすることは、役者にしかできないことで、出演がすごく楽しみでした。

──白洲さんはいかがですか? BL作品であることに抵抗はありましたか?

白洲:抵抗はなかったですね。僕は同性愛に関しての偏見は無くて、友だちにもいるので。世の中の偏見は無くなってはいないので、彼らが抱えてる苦悩はあると思います。ただ僕自身も、気づかないうちに特別視して接しているかもしれないし、今回の出演にあたっても100%理解していると断言していいのかどうかわからない。でも、この『Life〜』はLGBT的な問題というよりも、人と人との純粋な恋愛物語であるし、それぞれの成長物語だと思いました。デリケートな部分もあるかもしれませんが、何よりも気持ちを大切に望みました。

──私はBLが大好きですし、この『Life〜』の原作コミックも発売当初に読んで涙が止まりませんでした。白洲さんは読まれたということですが、楽駆さんはいかがですか?

楽駆:はい、読みました。ラブストーリーで人の一生を最後まで描いている作品は珍しいですし、面白かったです。スピード感があって内容も詰まっていて、1巻だけなのに物語に厚みを感じました。

──原作では夕希の無垢な笑顔がたびたび出てきて、ドラマでも楽駆さんの笑顔が印象的でしたが、原作を意識して演じられましたか?

楽駆:夕希として常に笑っていました。

白洲:かわいかったですよ〜。

楽駆:(照れ笑いして)原作にある“大人びた笑顔”っていうのがどんな笑顔なんだろう?って考えたり研究したりしました。でも、難しくて。夕希は外に出すエネルギーが大きいんだと思います。演じていて楽しかったけど、大変でもありました。

──役へのアプローチについて教えてください。どんなキャラクターだと捉えましたか?

楽駆:夕希は年を取っても無垢な部分が変わらなくて、誰にでも同じ態度で接することができる人だと思います。天真爛漫で純粋で素直でまっすぐ。原作のキャラクターを意識して演じました。

白洲:晃はとにかく“普通”というものにとらわれて苦悩してる。それがベースにあって、そこからどういう風に解放されて幸せになれるかが描かれています。晃はいわゆる枠からはみ出さないように生きていて、そういう気持ちを抱いてる人はとても多いと思います。僕自身、自分でいうのもなんですけど、真面目で考えすぎてしまう方なので、とても共感しました。撮影中もひたすら役について考えていて、メンタル的には実はキツかったです。でも、体感としては役と一緒になれたという気はしています。

──お互いの第一印象はいかがでしたか?

楽駆:かっこいいな!って思いました。

白洲:本当に出会った瞬間は、すごい雰囲気のある人だなぁと思いました。

楽駆:それが第一印象?(笑)

白洲:で、打ち解けていくとその印象がガラガラガラ〜っと(笑)。

──崩れちゃうんですか?!『Life〜』の夕希はどこかナイーヴで傷つきやすいイメージですが(笑)。

白洲:その部分も持ち合わせてると思います。外には明るい部分を出していて。だからこそ夕希のイメージにピッタリだと思います。

楽駆:迅くんについて顔合わせのときに感じたのは、優しくて温かいんだけど、本当は何を考えてるんだろう?ってミステリアスにも感じて。

白洲:やっぱ、そういう風に見られちゃうんだ!

楽駆:でも、何回か会ううちに紳士で素敵な方だと思いました。こんな僕ともちゃんと会話してくれるし(笑)。

──キスシーンもありますが、緊張しましたか?

楽駆:僕は最初はされる方だったので、緊張しませんでした。

白洲:緊張はしませんでしたけど、どういう感情になるか正直してみないとわからないなと思いました。

──抵抗はありましたか?

白洲:抵抗はなかったです。

楽駆:僕も抵抗はなかったです。好きじゃなかったら抵抗はあるだろうけど、役の上で晃のことが好きだったので。あ、もちろん迅くんのことも好きですよ!

白洲:(笑)

楽駆:夕希と晃の関係性で抵抗などまったくないです。

(2020/06/19)


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白洲迅
しらす・じん

1992年11月1日生まれ。東京都出身。2011年にデビュー。ドラマ『僕はまだ君を愛さないことができる』(19年)では足立梨花とのダブル主演を務め、映画『Back Street Girls ーゴクドルズー』(19年)に主演。その他『HIGH&LOW THE WORST』(19年)にも出演。現在、ドラマ『異世界居酒屋のぶ』、『サイレント・ヴォイス』に出演中。

楽駆
らいく

1996年11月30日生まれ。大分県出身。2017年、所属事務所主催のワークショップオーディションを経て、俳優活動をスタート。ドラマ『ハイポジ』(20年)、映画『地獄少女』(19年)などに出演。映画『最初の晩餐』(19年)で第34回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。

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