工藤綾乃

国民的美少女グランプリに輝く期待の新人が映画デビュー！

2010.08.20

『劇場版怪談レストラン』工藤綾乃インタビュー

スタッフの数の多さにビックリ！

1996年に刊行され、現在シリーズ50巻に達している児童文学『怪談レストラン』。小学生に大人気のこの本が『劇場版怪談レストラン』としてついに映画化され、8月21日から全国公開される。
主人公は、映画のオリジナルキャラクターである怪奇探偵・中学2年生の天野ハル。死神メールによる失踪事件が相次ぐなか、同じく謎の失踪を遂げた妹を見つけ出すために捜査に乗り出したハルの活躍が描かれていく。
ハルを演じたのは、昨年の第12回全日本国民的美少女コンテストで、グランプリとモデル部門賞をダブル受賞した、弱冠14歳の工藤綾乃。8月でデビューからちょうど1年となる彼女に、初主演の感想、撮影現場での思い出などについて語ってもらった。

［動画］工藤綾乃インタビュー
──本作で映画デビュー、初主演を果たした感想は？
工藤：話を聞いたときは不安と驚きがありましたが、とても嬉しかったです。
──話を聞いてから実際に撮影するまで4ヵ月ほどあったそうですが、その間の気持ちは？
工藤：その間に演技のレッスンなどをしていたのですが、不安はもちろんありました。映画の撮影がどんな感じか想像もできませんでしたから。クランクインのときには、とにかくスタッフの数の多さにビックリ。でも、みなさんとても優しくて、撮影しやすかったです。
──プレッシャーはありましたか？
工藤：撮影1日目にプレッシャーでお腹をこわしてしまい、病院に行きました。
──大丈夫でしたか？
工藤：1日で治って、次の日は焼き肉を食べに行きました（笑）。
──最年少演歌歌手のさくらまやさん、お笑い芸人・響の長友光弘さんなど個性的な方々が共演者ですが、現場の雰囲気は？
工藤：お笑いの方も多くて、和やかな撮影現場でした。それから、勉強になったのは西村雅彦さんの演技。1つのシーンで幾通りものお芝居をされて、とても迫力がありました。
あと、印象的だったのは、まやちゃん。メイキングのカメラに向かって歌ってくれましたが、とてもこぶしがきいていて（笑）。ナマで聞けたので嬉しかったです。
──美少女コンテストから1年経ちましたが、どんな変化がありましたか？
工藤：人間として成長できたかな、と思います。私は人見知りがとても激しくて、慣れれば結構ワイワイしているのですが、去年に比べると人見知りがちょっと治ったかな（笑）。
──ご両親は何て？
工藤：前より成長したねって言われます。責任感が出た、とも。弟がいて、前から結構面倒は見ていたのですが、さらに（自分自身が）しっかりしたような気がします。
──弟さんは何歳？
工藤：9歳なんですけど、結構ナマイキで（笑）。口答えされたりします。
──「お姉ちゃん、変わったね」とか「キレイになったね」なんて言ってくれたりは？
工藤：（笑）言いませんね。キレイになったとか、言ってほしいんですけど。
──では、お友だちの反応は？
工藤：（デビュー前と）まったく変わりません。それがとても嬉しくて。
──現在は中学2年生ということですが、お仕事と学校の両立は大変ですか？
工藤：クランクアップしてから3日後くらいにテストがあったのですが、撮影中は勉強する時間がなくて。3日間は頑張ったのですが、残念な結果に……（笑）。でも、それをバネに頑張って、この間の期末テストでは、元の成績に戻ることができました。
──美容の面で気をつけていることは？
工藤：ニキビができないようにきちんと洗顔して、野菜をなるべく沢山食べるようにしています。
──チョコレートが好きとうかがいましたが、我慢したり？
工藤：食べ過ぎないようにはしていますが、チョコは疲れたときにいいと聞くので、ほどほどに（笑）。
──宮崎県出身ですが、東京から宮崎に帰るとホッとしますか？
工藤：はい。やっぱり温かい感じがするし、友だちや家族もいるので。友だちや家族が一番の支えで、撮影中も電話やメールを毎日くれて、本当に感謝しています。
──以前、宮崎県の「みやざき大使」にも挑戦したいとおっしゃっていましたが。
工藤：宮崎県は大事です（笑）。本当にみなさんが温かく見守ってくれるので、感謝！です。みやざき大使になれるよう、頑張ります！
──映画の見どころについて教えてください。
工藤：怖い部分もあれば、笑える部分もあって、仲間との絆も描かれています。なので、家族で見られる映画だと思います。