スザンヌ

初出演かつ初主演映画で、犬を愛する世間知らずな天然娘を好演!

 

『いぬばか』スザンヌ インタビュー

スザンヌ『いぬばか』インタビュー

 

普通の感覚を失いたくない

  • バラエティ番組などで見せる飾らない素顔とユニークな発言で大人気のスザンヌ。そんな彼女が『いぬばか』で初の主演に挑戦した! 原作は月刊ヤングジャンプに連載中の同名コミックで、ペットショップを舞台に、大の犬好きたちが巻き起こす、楽しくてちょっと切ないエピソードを描いた作品だ。

    劇中でスザンヌが演じたのは、熊本から上京したばかりの少女・すぐり。純真無垢を絵に描いたような真っ直ぐな心を持ち、何よりも犬のことを愛している世間知らずのすぐりが、ペットショップで働き、失敗を繰り返しながら成長していく姿が、温かな視点で描かれていく。テレビで見せる伸びやかな魅力をスクリーンでも遺憾なく発揮したスザンヌに、映画について、そして幼い頃に飼っていた犬との思い出などについて聞いた。

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  • ──初主演の感想は?
  • スザンヌ:最初はびっくりしたし、私が主演なんて荷が重すぎるって思い、緊張や不安もあったのですが、かわいいワンちゃんたちと一緒に過ごせたし、共演者の方たちも優しかったし、とっても楽しかったですね。
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  • ──様々な犬たちが登場する映画ですが、犬との共演は大変でしたか? また、すぐりの愛犬を演じた「るぱん」とは、どのようにコミュニケーションを深めたのでしょうか。
  • スザンヌ:るぱんは捨てられた経験があるワンちゃんだったので、人に対してすごく警戒心がありました。だから最初に会ったときは、仲良くなれるか不安でしたね。
     でも、ポケットにおやつを入れておいて休憩中にあげたり、音の鳴るボールで一緒に遊んだりしていくうちに、段々と仲良くなれて、いつの間にか、おもちゃを持っていなくても近づいてきてくれるようになりました。だから、最後に別れるときは、すごく悲しかったですね。
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  • ──子どもの頃に犬を飼われていたそうですね。
  • スザンヌ:小学校3年生から5年生くらいまで、ゴローちゃんという犬を飼っていました。妹と一緒に遊んだり、お散歩に行ったりしていたんですけど、ちょっとリードを離したすきに逃げてしまい、交通事故にあって死んでしまったんです。妹と私は、「なんであのときリードを離してしまったんだろう」と自分たちをすごく責めました。
     それに、なんでもっと遊んであげなかったんだろう、なんでもっと優しくしてあげられなかったんだろうと、すごく後悔しました。ゴローちゃんはまだ2歳だったので、これからもずっと一緒にいられると思って、ご飯をあげたり散歩に行ったりする世話をおばあちゃんに任せ、友だちと遊びに行ったりしてしまったこともあったので……。
     ゴローちゃんがいなくなったことを受け入れるまでずいぶん時間がかかったし、それからずっとワンちゃんを飼えませんでした。
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  • ──映画では様々な犬が出てきますが、ゴローちゃんのことを思い出したりしましたか?
  • スザンヌ:犬が死んでしまうシーンなどでは気持ちがすごくよく分かりました。
     ワンちゃんの方が早く死ぬ可能性が大きいので、もし今、ワンちゃんを飼っている人は、一緒にいるうちにたくさん遊んであげてほしいし、一緒にいる時間を大事にしてほしいと思いましたね。
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  • ──先ほど、犬を飼う気持ちになれなかったと言っていましたが、今も同じ気持ちですか?
  • スザンヌ:映画に出たことで、また飼ってみたいと思うようになりました。ゴローちゃんのことはいつも忘れたことはなかったのですが、他のワンちゃんと出会うことでいろいろ変わるかもしれないので、また飼いたいな、と。
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  • ──すぐりは仕事を通じて成長していきますが、スザンヌさんにとって「仕事」とは?
  • スザンヌ:今の生活のほぼすべて、みたいな感じですね(笑)。仕事のために努力したり楽しんだり、趣味みたいなお仕事のときもあるし。全部がうまくいくわけじゃないけど、楽しいことがすごく多いので続けられるのかな。一生懸命に、でも遊びの気持ちも持ちながら、仕事を続けられたらいいな、と思います。
     ただし、成長したとしても、金銭感覚とか家族や友だちへの思いについては変わりたくない。普通の感覚を失いたくないですね。
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  • ──撮影は期間もタイトで大変だったそうですが、どんな風にリフレッシュしていたのですか?
  • スザンヌ:(笑)ホントに撮影は大変でした!
     でも、撮影中はちょうど通販にはまっていたので、休憩の度にカタログを見て、お部屋の模様替えのシュミレーションしながらリフレッシュしていました。
     オンとオフを切り替えるのはすごく大事。仕事がキツいときは、「ココまで終えたら、アレをしよう!」と、自分の中の目標を決めたりすると、気持ちにハリが出ますよね。
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  • ──バラエティと演技のお仕事とは、どこが違うと感じましたか? また、女優業を今後も続けたいと思いましたか?
  • スザンヌ:映画はすべてが初めてだったのですが、リハーサルも含めてすごく時間をかけて作る。でも、バラエティではその場を楽しむことが要求されたりして、まったく違うお仕事だと思いました。女優のお仕事は、最初は「あぁ、こんなの難しい!」と思ったけど、今は続けてみたいと思っています。
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(09/11/19)

スザンヌ『いぬばか』インタビュー

すざんぬ
1989年10月28日生まれ。熊本県出身。クイズやバラエティ番組で見せる親しみやすいキャラクターで、老若男女問わず人気を博す。『いぬばか』で、映画初出演にして初主演をつとめた。

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スザンヌ『いぬばか』インタビュー

 

 

スザンヌ『いぬばか』インタビュー

 スザンヌ『いぬばか』インタビュー

撮影中の様子。上:「共演者」のるぱんと共に/下:監督(右)と打ち合わせ中

 

 

スザンヌ『いぬばか』インタビュー 

 『いぬばか』
2009年11月21日より渋谷シアターTSUTAYAほかにて全国順次公開

(C) 2009桜木雪弥/「いぬばか」フィルムパートナーズ
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