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ジャク・ニコルソン

棺おけリストはないけれど、ロマンスをもう一度体験したい
  • 余命6カ月を宣告された2人が、人生の最期を輝かせるために旅に出る姿を描いた『最高の人生の見つけ方』。人生の意味、そして生きる喜びについて教えてくれるこの爽やかな感動作で、リッチだがわがままな嫌われ者を演じたジャック・ニコルソン。映画公開直前に来日し、都内で記者会見を行った。

     
  • ──14年ぶりの来日ですが、久しぶりの日本はいかがですか?
  • ジャック・ニコルソン(以下、J):東京は迷路のような部分もあります。最初に来日したのは1964年のオリンピックのためにでした。それ以来何度か訪れていますが、どんどん大きな建物が増えているように思います。けれど、どこか“優しい場所”のような印象があります。

    ──この映画への出演を決めた、一番のポイントは?
  • J:ロブ・ライナー監督とは『ア・フュー・グッドメン』でご一緒したことがあり、もう一度仕事がしたいとずっと思っていました。モーガン・フリーマンは、70年代初期、我々が若くてワイルドだった頃からずっと知っていて、ずっと仕事がしたいと思っていました。それから、脚本の素晴らしさも、ひとつのポイントです。

     
  • ──今後、一緒に仕事をしてみたい人はいますか?
  • J:これまで、いろいろと優秀な監督と仕事をしてきました。ですから、これから先もう一度一緒に仕事をしたい監督だらけです。俳優については多すぎて答えられないのですが、親友でもあるショーン・ペンとは一緒に仕事がしてみたいですね。それから、みなさんこの質問を考えていると思うので、聞かれる前にこたえておくと(笑)──“棺おけリスト”のようなものを作ったことはありません。服をクリーニングに持っていくとか、靴を早めにしまっておくとか、そういうリストはあるのですが……。けれど、私の年代の人なら誰でも思うと思いますが、大きなロマンスをもう一度体験したいなぁと思いますね。政治的なことなら、リストに載せたいことはいろいろあります。たとえば、中東問題が早く解決してほしいなどと思いますが、私にどうこうできることではありません……。あとは、子どもが学校をちゃんと卒業できるだろうかとか、そういうことのほうが気になります。

    ──あなたはTVのインタビューをあまり受けませんが、なぜですか?
  • J:これにはプロフェッショナルな理由があります。演技をする上で、私個人のことがあまりにもよく知られていると、いろいろな意味で役柄を信じられなくなったりします。TVのインタビューを受けることで、みなさんが私のことを知りすぎてしまうと、仕事がしにくくなってしまうわけです。本当はおしゃべりが大好きなので、インタビューを受けたいんですけどね(笑)。

  • ──ジャック・ニコルソン流生き方の秘訣を教えて下さい。
  • J:私はその日暮らしというか、その瞬間、瞬間に生きています。そして、とてもカジュアルなスタイルで生きています。最初に買った家に今も住んでいて引っ越したことがなく、女性が大好きで、女性からも──まあまあ好かれていると思います。とてもいい人生を送ってきたと思いますし、恵まれているとも思います。人生の最期に何をしたいかと考えたりはしますが、特にそれを語ったりはしないでしょう。

  • ──最後に、日本のファンにメッセージを!
  • J:ぜひこの映画をご覧になって下さい。とても刺激のある映画だと思うし、入場料をダマされたとは思わない、価値のある作品だと思います。感傷的ではないけれど感動的な映画です。

    (08/05/27)


  • プロフィール
     
  • Jack Nicholson
  • 1937年4月22日生まれ。アメリカ、ニュージャージー州出身。『カッコーの巣の上で』(75)『恋愛小説家』(97)でアカデミー賞主演男優賞を、『愛と追憶の日々』(83)で同助演賞に輝いている。主な出演作は『イージーライダー』(69)『さらば冬のかもめ』(73)『チャイナタウン』(74)『バッドマン』(89)『恋愛適齢期』(03)など。