プロデューサー 神田裕司 ブログ > 2011年10月

いまおかしんじ監督「UNDERWATER LOVE~おんなの河童~」は、さすが気が狂ってて楽しいよん!

2011年10月26日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

なんと言っても、
撮影が、ドイルですよ!えぇ!
あのクリストファー・ドイルね!
知らない人ぁ、自力で調べてね。

低予算、ピンク映画。
主人公はじめ出演者も全員ほとんど無名。
河童の造形はヒドい!
で、
音楽はドイツ人かな、全く理解していないであろう日本語で意味不明にポップに歌いまくってる。

そうそう、んで、ミュージカル!
突然ミュージカル!
ダンスもヒドイよ!
合ってないし・・・。

めちゃくちゃ。

そりゃあ、大作しか観たことがない人たちからは
「こんなの自主映画でしょ。商業映画じゃねぇよっ!」って思われちゃったり言われちゃったりするかもしれない。

・・・だけど、・・・なんとも心地良いんだな。
肩の力が抜けてて、ホッとするというか・・・。
なぜか嫌いになれない、否、むしろ好きかもしんない。
ってか、明確に好きだな。俺、この映画。

なんか、そう考えると、
前回の片嶋一貴監督「アジアの純真」のように、
こちら観る側の成熟度が試される映画なんじゃないかと思い始めたぞ。
「アジアの純真」ほど、危険じゃないけどね!(笑)

世界中この映画を観てシャレが分かって笑って許せる大人ばっかりだったら、世の中戦争は起きないんじゃないだろうか!

そんな人間ばっかりだったら、危険な人間を怖がって出て来ていない未知の知的動物?達なんかも「なんだ人間って思った程危険じゃないじゃんっ!」ってな具合でその姿を現し、それこそ河童やビッグフットなんかととっくに仲良く共存出来たりしてるんじゃないだろうか?!
ってなとこまで妄想は広がっていっちゃうぞぃ。
行き過ぎか。

うん、
確かに度を超えてダメダメな部分もいっぱいある映画なんだけど、どっかで観たようなつまんない大作映画には無い勝手さや思いっきり度があって、俺が校長先生なら「元気があってなかなかよろしいぃ!」って、お高い塾で試験のテクニックばかりおぼえている秀才たちよりよっぽど誉めちゃう感じ!
よっぽどクリエイティブだよ。

それに、ここまでめちゃくちゃな感じを成立させるには実は凄い力がいるしな。
力があんだよなぁ。金がないだけでね。
金がないのにここまでやっちゃうんだから。

いまおかしんじ監督とその周りのスタッフは相当かっちょいい!
いい女にもてるタイプ!
大作の監督とか、秀才って、ブスにばっかりモテそうじゃん!
そんな感じだな。
伝わんないか・・・。
ま、いいか。

そんな映画っすね!
はい。
是非、目先の小さいことで文句ばっかり言ってないで、気持ちを大きくもって誰でも許せる素敵な大人になったつもりで劇場に行って下さいませ。
そしたら、笑えて楽しいよ!

こんな映画をわざわざ映画館に行って観ている俺っ!て感じも絶対気持ち良いはず。
DVDで家で観るより絶対劇場で観るのがお得な作品っす!

ヨーロッパの知識層なんかには、下手したら、一周回って評価されてっちゃうタイプの映画っす!

こんな酷い時だからこそ、必要な1本なのだ。

いつものように、ブルーレディオにいまおか監督を呼んでその辺りたっぷり無駄話してます(笑)
よければ、聞いてみて下さいやし。

こちらね。
ブルーレディオ「安部偲の活動リサーチ社」
http://www.blue-radio.com/program/movie/index.aspx

真ん中がいまおか監督!左はいつもの安部さんね!俺のポーズは河童の頭のお皿を表現してやす!クリエイティブだねぇ(笑)ってか皿あんのかな?ってか実在するのか・・・やっぱ、いそうもないけど・・・。

いよいよ来たよ!映画「アジアの純真」!騙されたと思って観てみ!

2011年10月7日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー、神田裕司です!

ん~~、これはね、やばい作品だね!
こんな作品作っちゃて良いのかねぇ???
・・・そんな風に考えながら観ちゃうかも。

いろんな条件や情報の中でオレたちは日々暮らしているわけでしかたないんだろうけど、他人との摩擦やトラブルに巻き込まれないため、ま、意識するしないに関わらず、自らの考えや行動を自主規制しているわけで、ね。

特に、政治、宗教、思想、人種、性、生まれ、云々、・・・。

そりゃそうだよな。
社会生活していかなけりゃいけないんだもんな。
守るよ。
自分を。
普通。

差し障りの無い話をして、作り笑いを浮かべて過ごすしか無いもんな。

そんなわけで、作られる映画のテーマも同様、攻撃されないように礼儀正しく!ってのが主流でして、そんなんしか映画館にかけてもらえないんだからしかたないよね。

と、思っているところに、
こんな、社会?に真っ向から立ち向かってズバズバズバッと切り込んでいってるのが、来たッ!!
この映画「アジアの純真」だっ!

ま、好き勝手にやってますよ。
前半からずっと終わり近くまで、そんなイデオロギーに関するタブー的なことにがんがん触れて、それだけでもたいしたものなのに、
オーラスで更にどっかんと文字通り弾けまくりまくってます!!
そこまでなんとかセンシティブに紡いで来た大切な何かを、んなこたぁ関係ねぇってな感じで惜しげもなく、自ら吹っ飛ばしてしまうパンクさ!
素敵です!

これぞ!だね!
まぁ、ただ、普通は、ついていけないだろうな。この展開!
なんじゃこりゃ?ってなもんでね。
9割方のお客さんが、そんな反応なんじゃないかなぁ。
後半、特に低予算であるが故の悔やまれる描写もあったりして、残念な部分が出てしまっているところなんかもあるからね。
(観た人は分かると思うけど、波の描写のことじゃないからね!あれはあれで攻めてて好きな表現ダス!)

んで、
この興行は失敗するかもしれない。
製作陣、罵倒されて!
ま、宣伝費もないんだろうし。
十分にお客さんまで情報が行き渡らないってなこともあるだろうしね。
「劇場に行こうっ!」「観てやろうっ!」ってこうモチベーションが喚起されるまでには至らないって、かね。

でも、
敢えて言うと、騙されたと思って、観てみ!
分かんなくて良いから。
なんじゃ、こりゃっ???って怒っていいから。

んでもって、1年後、また観てみ。
んで、3年後。
5年後。
10年後。
そしたら、いつか、この感覚、ちょっと分かるときが来るかもしれない。
作り手だったら、余計に!

そんときは、・・・乾杯だな!
この映画で朝まで飲めるよ!
・・・なんていう映画じゃないかな。

そんな、いわゆる、観る側のセンスが試される映画だと思う!
イカしたカルト映画の誕生っす!

10月15日より、新宿K’s cinemaにて全国順次ロードショー!

片嶋監督にはブルーレディオにもゲストで来てもらってます!

http://www.blue-radio.com/program/movie/index.aspx

今は、小原剛監督のアジアンノアール映画「アサシン」の紹介してマッス!
こちらも要チェック!してくださいやせ。
お金も自分で用意して頑張っている監督なんで!

片嶋監督ゲストの回の番組のオンエアは、映画公開の直前、第一回が10月7日(金)、第2回が10月14日(金)、それぞれ更新!!!

左がいつもの安部さん、真ん中が片嶋兄貴っす!