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望月六郎監督の逆襲始まる!!

2010年9月30日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

ちょっと凄いよ六郎監督とドガドガプラス!
初日行って来ましたよ!
第8回公演「偽作 不思議の国でアリんス」
浅草アサヒスーパードライホール4Fね!
浅草から吾妻橋を渡った例のうん◯ビルですなぁ(笑)

今回は隅田川月光レビューと銘打っての贅沢な公演となりましたあ!!

ドガドガプラスってのはあの「踊り子」の絵で有名な画家ドガから取られ、正に踊り子さん達が生き生きと演じ歌い踊り、毎回主旨に賛同したメンバーがプラスアルファで集う集団であるということでプラスと付けていらっしゃるとのこと。

俺は今回、このドガドガを観るのは4公演目なんだけど(半分皆勤ね!)、正直、今までの公演はいろんな面ではちょっと厳しい状況だったかなと言う気持ちが強かったんだけど・・・・化けましたぁ!!

「偽作 不思議の国でアリんス」は、
六郎監督の知識とセンスがいよいよ発揮され始めた脚本に、今までとはレベルの違うほど圧倒的に進化した音楽、照明、衣装、美術デザインが加わり、これに元々このプロジェクトの核であり今までの作品を引っ張って来た最強の武器、踊り子ちゃん達がどぉ~んと存在していて、こりゃあ、映画監督がお遊びでやっている舞台だと侮っているとやられるぞと言った様相を呈して来ましたよっ!!

艶やかな匂いがぷんぷんしていて、正に六郎監督の逆襲がいよいよ始まるなんて期待で溢れた舞台でしたねぇ!!!

これいつものチケット半券ね!

「偽作 不思議の国でアリんス」チケット半券


角が切れてるのは、この半券でアサヒのビールなんかが一杯飲める引換券にもなっているからなんですよ!スゴイゾ!アサヒ!
去り行く夏を惜しみながら、浅草でビール片手に踊り子ちゃん達のレビューを観るなんて粋な過ごし方はどうっすか!
10月4日の月曜日まで、まだまだチケットあるみたい!
これから始まる六郎監督&ドガドガプラスの原点となった舞台を生で観るなんてぇ機会は、けっこう凄いことになるかもよ。

この舞台では作演出の望月六郎監督も出演されていて生六郎も観れてお得感、倍増です!!!

半次郎!榎木孝明さんとのこと。

2010年9月17日|カテゴリー: 日々のメモ

初めに、訂正!

前回書いた加藤健一事務所の木の皿に関するブログなんだけど多数の方々からご指摘されたようにものっすごい勘違いをしていたようです。
ずっ〜と、加藤忍さんだと思っていた役が違う方だったようで、一体俺は何を観ていたんだと自分自身で驚いているとこです。
ご迷惑おかけした方がいらっしゃればごめんなさい。

あんまり俺のこと信じない方が良いみたい(笑)
指摘されるまで全く気がつかなかったもんなぁ。

終演後、忍さんにご挨拶までして・・・、確かに今から思えばちょっとメイクが違ってたかなとか、こんなに顔ちっちゃかったかなとか舞台上の役とはちょっとした違和感と言うか・・・、違った感じがね、してたことはしてたんですが。
ちょっと席が後ろのほうだったからな。最近、近視が進んでコンタクトが合わなくなって来てるし・・・、今年やった忍さんの一人芝居の印象もあって(年齢的に随分年上の女性を演じていたのでね)、それでね、ああそれで!、って完全な言い訳なんだけど。
これはもう関係者からは総スカンだな(泣)
仕方ない・・・。

が、まぁ、ただちょっと開き直ってしまうと、事実がどうであれ、そんなことも含めて俺があぁ感じたり思ったりしたことは俺の中ではあの通りだし、極端に言えばあそこに書いたことこそ俺にとっては真実なんだな。 オォ!

俺にとってはあぁ言うことではありましたってことね。スゲェ!

しっかし、もらったコメントの中には読むに絶えない言いがかり的な品の無いもあり、そんなコメント読むと嫌ぁ〜な気持ちになるね。
これはネット特有のことなんだろうけど。
それに関係があるか、海外から帰ってきていつも始めに思うのは、日本人はみんな自分の小さなテリトリーを守ってぎすぎす生きており、ちょっとでもその領域を侵そうものならいつでも噛みつくぞってなバリアを出しあって威嚇し合っていて恐いくらい。
雰囲気がね。
電車なんて恐くて乗れないよ。みたいな、ね。
これはあんまり他の国では感じたことが無い雰囲気で、なんか恐さと同時に貧しさっていうか悲しみを感じるんだよな。
ちょっとそんなことも思い出しちゃったかな。

さて、
気を取り直して。

半次郎!榎木孝明、企画主演映画。
9月18日九州地方先行公開。10月9日全国公開ってな映画ですね!

先日、このサイトの仕掛人の安部さんと俺でやっているネットの映画インタビューラジオ番組「活動リサーチ社」に、ゲストで榎木さんをお呼びした!
これそんときの写真ね!

ネットラジオにゲストで出演してくださった榎木孝明さん


もともと俺は榎木さんの事務所の度会さんと10年来の知り合いで飲み仲間。
そんな関係から榎木さんを紹介されてお話伺うと俺が昔いた劇団の先輩にあたったりして、いろいろと良くして頂いていたんですな。

そんで
満を持して、榎木さんがやりたかった映画をいよいよ文字通り体を張ってお作りになるということで相談されたのがこの映画「半次郎」!
最初は「ぼっけもん」てタイトルだったかな。
最後まで西郷と一緒に西南戦争を戦った人切り半次郎で有名な中村半次郎(後の桐野利秋)の生涯ね。

ただ、プロジェクト発足当初、俺がみる限り、制作サイドの熱意や思いはすっごくあるんだけど、結局成立せず、映画も完成せず下手すると周りの方々に多大な迷惑をかけて泥沼にハマる典型的なパターンだったんだよね。
ただもう走っちゃっているところもあり、止めらんない状況もあったので、俺は覚悟し、
「これは大変なことになるだろう。ただ今俺が何言っても止められない。このまま進んで行って最終局面で決定的にヤバくなる直前で、ぎりぎりで整理するのが俺の仕事かな。」と思ったんだな。
その上でそれでもやっぱり榎木さんがこの映画をなんとしてもやり遂げたいということであれば、いろいろ妥協してもらわなければならないことが出て来るだろうけど、成立させる為の第2案、第3案を俺の方から提案し再構築する。
そこまで考えていたんだよね。

で、そのことを榎木さんはじめコアなメンバーに話したら、やはりなかなか直言は聞き入れられず、俺自身は外された感じになって連絡が来なくなったのね。
そこまでは読み通りだったんだけど・・・。

榎木さんはじめ、このプロジェクトの方々が凄いのは、な、なんと、そのまま映画が出来ちゃったんだよね。
そんで公開まで決まった!!!
す、凄いッ!

これはもうなんというか、ははぁ〜、お見それしましたとしか言いようが無いことなのだッ!
ホント、ちょっと大げさに言うと奇跡に近いことなんではないかな。
一方で、どこか固定概念で考えてしまっていた自分に対して、いろんなことを考えさせられましたねぇ。

もちろん、僕が当初見積もった制作費の1/3とかそれ以下で作ってらっしゃるのだろうし、信じられないくらい多くの方々のご協力や時には犠牲がある上での成立だろうけど、魂の入った映画になったと見受けます。

撮影の阪本善尚さん、美術の池谷さんなど、スタッフは一流だし、こんな大御所達さえ知恵と勇気をもって対応している映画だかんね、興行的にも上手く行ってくれると良いな。

ネットの番組は10月9日の全国公開に合わせて、10月8日、15日の更新ね。
榎木さんご本人のかなり常人とは違うスピリチュアルな話なんかも聞けて、面白いよ。

加藤健一事務所公演「木の皿」

2010年9月13日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です。

いやぁ観てきましたよ加藤健一事務所「木の皿」!
下北沢本多ね。
見応えありますですねぇ、流石に。
老人役ロンを演じる加藤健一さんは当たり前としても、その息子の嫁クララを演じる加藤忍さんの素晴らしかったことといったらあ~た!
人間の心の内側にあるどうしようもない部分を体現する憎まれ役がこのクララの役なんだけど、この役こそがこの作品全体の善し悪しを決める大切な役どころ!
ただの憎まれ役ではいけない、彼女自身の老いに対する焦りからくる言動。その言動に説得力が無ければ、この芝居自体が役割だけの薄っぺらい芝居になってしまう危険性を多分に含んでいるしね。感情も爆発させないといけないところもあり、いやぁ、難しい役でしたが。
うん、見事に演じきってました。
いやぁ力があるねぇ。

話自体は老いをテーマに老人とその周りの家族との付き合い方を扱っていて、現代ではもうどこの家庭にでもあることを題材にしているんだけど、価値観や立場が違う人達がどこまでいっても平行線のやり取りを繰り返し、最後どうするんだろと思っているところで、孫娘スーザンの見事なラストのセリフで観客の心にグサッと投げ掛けて幕!だかんね。

たまんねぇぜぃって感じだったよ!
流石、名作!名作なんだよね。

2003年の初演で数々の賞を取られた時は、
その加藤忍さんが孫娘スーザンを演じていて、正に7年の時を経て、今度はその娘のスーザンの母クララを彼女が演じることになるんだけど、そんな裏まで知っていると、さらにこの舞台自体が奥深く、凄い仕掛けがしてあることに気づくんだな。

実は2003年に始まったこの「木の皿」という舞台は7年と言う長い年月をかけてこの2010年で完結する加藤健一さんが仕込んだ大きな一つのプロデュース作品にもなっていること!
娘が妻になってそしてやがて老いて行く。
連綿と続く、人間、家族、の関係。

いや、もしかしたら加藤健一は、さらに次のことさえお考えになっているのかもしれないね。
恐ろしや!

是非、また、数年後、もしかしたら数十年後にこの加藤健一事務所の「木の皿」を観てみたいものだ!

その時は、皆さんも是非。

加藤健一事務所公演「木の皿」半券


これいつものチケットの半券ね!

「乱暴と待機」「乱暴者の世界」、うん、ランボーでいいんですッ!!

2010年9月7日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です。

先日やっとタイミングあって、メディアファクトリー永田P、田辺Pコンビが放つ話題作 「乱暴と待機 」の試写に間に合った!
今、映画界で最も分かっていらっしゃる企画を作れるコンビのいよいよヒットもついてきそうな予感のある作品なので、俺だけではなく業界内の期待も高く予想通り開場したとたんほぼ全席埋まってしまうほどの盛況ぶりだ!

仕上がりは予想通り良い出来になっている。

冨永昌敬監督は流石に音楽はじめセンスが抜群!
昨年ブームだった太宰映画だけど、冨永監督の「パンドラの匣」はやっぱり抜群だったものねぇ。
加えて、見慣れているはずだけどやっぱり浅野忠信のアプローチは冴えてるし、美波の女優魂には発見があった!女優誕生ですかね。
映画自体は、なんとな~く、99年に公開されたこれまた浅野忠信主演の「鮫肌男と桃尻女」が出て来た時に印象が似てる感じ。
思えば、あの辺りから単館系の映画のシーズンが始まっていったんだよね。

そんな意味からも、この映画「乱暴と待機 」がまた上手くいくようなら映画界の明日はちょっと明るいんだけど、この映画がダメだともうちょとかかってしまうがもという試金石的な映画になるかもしれないな。
ヒットすると良いなぁ。

試写会場が渋谷だったので、試写終了後は渋谷にオフィスがある映画制作会社ドッグシュガーの片嶋社長兼プロデューサー兼監督と同社の門馬Pと久しぶりに会って、3人で楽しく情報交換と称する飲み会!
今後の映画制作会社の生き残りの術をテーマに多いに論議し、それでも大人しく終電前に散会。
ちょいと前なら確実に朝方まで飲んでた楽しいメンバーだ!
このメンバーでさえ、可愛く終電で帰るこの辺りにも業界の厳しさの影が出てるよね。
そでれも全額片嶋社長のオゴリッ!!!
ごちそうさまでしたっ!

日替わり。

昨日は、先日公開された佐藤寿保監督の新作映画「名前のない女たち」も宣伝しているフリーマンオフィスから案内された映画「乱暴者の世界」を夕方に観て、夜は笹塚ファクトリーで矢島弘一君が主宰し斉藤夏美さんなんかが毎回出演している東京マハロの第7回公演「おにもつ」を観劇!

映画「乱暴者の世界」
この映画はサウンドデザインはさすがに素晴らしかったですね。日本の映画とは思えないクォリティーだったし、カメラ、照明も随分良かったと。そこだけで、観る価値ありだね。
ただそれら技術が凄い分、中身のレベルとのバランスがとれてないというか、その辺りはちょっと残念だったかな。
実際ご自身達で資金を出してつくってらっしゃるようだし、人がなんと言おうと好きなようにお作りになれば良いんです。
観たい奴は観に来い!といった感じで、こういったアプローチ、大いにやれば良いんじゃないですかね。
こういうところから次の芽が出て来るはずだしね!

東京マハロはずっと大塚萬劇場で芝居を打っていたので、なんかアウェーな感じでどうかなと心配してたんですが、こっちのほうが劇場としては観やすかったかもね。
矢島君は基本は俳優さんで、人も良いし俺も個人的に応援している一人。
この劇団は矢島君本人が主宰していることもあり自ら作・演出もこなし、出番は少なめ。今回もいつものように現代の人情芝居。
「ここまではもう出来るのは分かったので、ここからどうするのかが勝負だね。」と、終演後、偉そうに本人に感想を述べてしまった。
俺も20歳代の前半で自分の小劇団を主宰していた経験があって、その維持の仕方、毎回オリジナルでそれなりのクオリティーのものを発表し続ける苦労が並大抵じゃないことは分かっているので、小劇団率いて芝居やっているというのを聞くだけですげぇなぁ~と素直に感じ、尊敬し、応援したくなるんだけど、同時にお金を出して観に来ているお客様がいらっしゃるということ、劇団に参加しているほとんどがそれだけでは食えず、次のステップに行きたいと思っている現状を考えると、ただ良かったよというだけではかえって失礼な気がして。
脚本演出どちらかを誰かに渡して、その分、俳優で身を立てたい本人が主演をどうどうと張るというタイミングに来ているんじゃないかなという感じがしたなぁ。
それこそ、夕方観た映画「乱暴者の世界」や東京セレソンデラックスの宅間さんみたいに誰にも遠慮すること無くやりたいことをやれば良いんだよ。いいじゃん、自分のリスクで自分の好きな芝居してんだから!と開き直ってやれば良いのに!と、無責任に言うことだけは言えるんだけどねぇ(笑)
この芝居は12日(日)まで笹塚駅前笹塚ファクトリーで上演!まだチケット余っているみたいなので、お近くの方は是非、若い力を助けてやって下さいな。

東京マハロの第7回公演「おにもつ」チラシ


これチラシね!

恵比寿でランチミーティングと、下町代表!?小池昌代さん萩原朔太郎賞受賞!!

2010年9月6日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

先週末、久しぶりにラサール石井さん、アクターズクリニック代表の塩屋俊さんらとランチミーティング!
恵比寿のCONZEビルの中のレストラン使ったんだけど、安くて美味くて量もあったし雰囲気もスタッフのオペレーションもよく使いやすかったなぁ。
このビルは俺が前にいた会社の 近くにあって、ビルを建てている時から知ってるんだけど、なんとも恵比寿のオシャレっぽいビルの典型で、恵比寿に憧れる田舎もんの為の高いだけでクソ旨くもない料理を高飛車に出すいわゆるカッコだけの店しか入ってないイメージが強かったんで当時ほとんど使わなかったんだけど、こんなに良い感じだったら使っとけば良かったかなぁ。
我ながら偏見って恐いなよなぁ(笑)
それとも、この不況でそんな店はやっぱり無くなっていったり、もともと高飛車なお店もまともなサービスを心がけるように変わって来てるんですかねぇ。
俺等映画界も大変だけど、こういった飲食店も大変だよね。って、今どき大変じゃない業種なんかないか。
これだめだったら、最後はあれやれば良いやっ、てな職業がないもんなぁ~~。
いかん、いかん、また暗くなってきそうだ。

さて、
打ち合わせ自体は来年後半に向けた大きめのプロジェクトのものだったんだけど(これ自体は明るい話しね!!)、
まだまだ時間はあると思ってたんだけど、気がついたらもう一年後って!(汗)
時間の経ち方が早すぎだぁ。
貧乏暇無しって、ホントにもう・・・。

そんなあたふたしている日々をいつものように過ごしているとこに嬉しいニュースが!

知人の作家小池昌代さんが萩原朔太郎賞を受賞した!とのニュースを新聞で発見!!!

ま、知人と言っても、これまた親しくさせて頂いている作家故倉橋由美子さんの娘さんのさやかさんや翻訳家の古谷美登里先生等とのお繋がりで、一度講演会の内々のうちあげでご一緒させて頂いた程度なんだけど・・・、知人は知人!もう向こうは覚えていらっしゃらないかもでも!メールでやり取りしたことあるし!(笑)
小池さんは「タタド」で川端康成賞を、「ババ、バサラ、サラバ」で小野十三郎賞を受賞している、もう初めから文壇に認められている才女ですが、普段は柔らかい雰囲気で聞き上手、小動物のようにくりんくりんした目は可愛らしく、同級生の男の子達がほっとかない感じの美人で、こんないろんなものを天からもらっている人もいるんですなぁ。羨ましい・・・。もちろんその分いろいろ大変だと思うけどね。「いろいろ」の具体的な中身はそんな立場になったこと無いからよく分からないけど(笑)

偶然だけど、小池昌代さんも、前回このブログで紹介したDMFの代表の宮城陽亮君も同じ下町両国高校出身!
俺も中学生時代は両国高校に憧れていたんで、そのまま順調に入学するはずだったんだけど、当時の行政の変なシステムのせいで墨田川高校へ決まってしまった。
もちろん、当時は墨田川高校も下町6学区では両国高校、小松川高校と並んでトップ3の一角!
先輩に宮部みゆきさんが居たり面白い学校だったんけどね。
ただ、今でも両国高校、旧制3高って聞くと、眩しい感じだなぁ・・・。
俺が通った墨田川高校も旧制7高で同じくナンバー高。今は随分他の2校に水をあけられてしまっているようだけど、是非復活して欲しいものだ!!

しっかし、
小池さん萩原賞受賞の記事のすぐ上に載っていた記事が「アニメ「タッチ」制作会社破産」だもんな。
たまんないね、こりゃあ。

『名前のない女たち』チラシ



ちなみにこれ
先日、このムビコレを運営している安部さんと一緒になぜか2人でパーソナリティーをやっているインターネットの映画トークラジオ番組「活動リサーチ社」にゲストできてく下さった「ピンク四天王」で有名な佐藤寿保監督の新作「名前のない女たたち」のチラシね。
この映画には知り合いが随分参加していて、
プロデューサーの小林良二さんはじめ、主演の佐久間麻由さんと彼女の所属するベストブレーンという会社の社長の兼田君とはもう10年来のお付き合い。脚本の西田直子さんともお付き合いがあり、音楽の川端潤さんとも何度も飲みに行っている仲。出演で鳥肌実さんまで出てるんだから、これは応援しないわけにはいかないよなぁ。
9月4日(土)から東京はテアトル新宿と同じくK’s cinemaでそれぞれレイト、モーニングで公開中!

鈴木清順監督家訪問

2010年9月4日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

さて、
昨日は一ヶ月ぶりに鈴木清順監督家にお邪魔して定期報告!
このクソ暑い中、監督は快適な居住空間の中で可愛い奥様と憎たらしいほど楽しく過ごされていて、とてもお元気だ!
まだまだ撮れますなぁ!
こうして伝える人がいる限り日本の未来は安泰だ!

最近、景気の悪いことばかりだから、偶には、そんな風に思わせてくれるこんな人と会ってないとこっちも心のバランスが崩れちゃうよな。

お邪魔している間に、昔よく一緒に行かせてもらった海外の写真が出て来て、これはどこだったかねと昔話に花が咲いた!

俺は3年ほど前まで約10年間ほど清順監督についていて、随分多くの海外の映画祭を一緒に廻ったものだ。
あんまり知られてないと思うけど、特にヨーロッパとアジアでは毎年必ずと言っていいほどどっかかで鈴木清順特集が組まれているからね。
日本での清順監督のポジションももちろん高いんだけど、実はもっとずっと高い評価を監督自身は海外では受けてるんですねぇ。
だもんだから呼ばれるんですな、ゲストで、本人が。
んで、独りで行かせるわけにはいかないので、俺も一緒に行ったと。
伺う上での条件や交渉も担当させてもらって随分勉強になったと言うか、楽しかったなぁ。

行った国々で感じたのは、日本だけが実はちょっと異質で、だいたいどこの国へいっても映画に関する職業に就いている方々は大抵高学歴のアッパーな人達ばっかりだっていうこと。
大抵、その国の文化的なアイデンティティーを証明するのが映画だったりしてるので国も保護しているしね。
国が保護している産業にはそれなりの人ではないと入れないという資格とか基準とか厳しくなるのは当然だし、お金の面に関してもある程度保障されたりレベルが保たれような構造になるんだろうし、いろんな意味で映画は憧れの産業ではあるんだよね。
(そういった意味では日本は野放しなんだよな。国は保護しない。リーディングカンパニーとしてひっぱる会社もいないわけだからね。ただ、日本も他の国みたいだったら、俺みたいなチンピラは映画業界自体に入れなかったろうし、どっちがどうだとは言えないけどねっ!)
プレスのレベルもかなり高い!
彼等はプライドだけではなく、実際相当勉強されていて十分な知識を持ち、質問のレベルもかなり高い。
答えを想定した質問に対してばか正直に応える日本の若い監督達を見下している感じがありありでちょっと嫌な感じを受けることが多いけど、鈴木清順のウイットに富んだ応えを聞くと大抵彼等は清順監督のファンになり心から尊敬の眼差しに変わって行く。
これは毎回のことだったな。

ちょうど、7年前にミラノ映画祭で清順監督作品特集があって、その時も清順監督と二人で行った!
今回は、そん時の写真が随分出て来て
「これはパルマの駅かな」「ミラノの駅にしちゃ小さいもんな」「そういえば、当時、サッカーの中田がパルマにいて・・・」なんて具合で大盛り上がり!
なんで7年前かと正確に覚えているかといえば、そのミラノ映画祭でなぜか俺は子供服ばっかり気になって観てたんだよね。
で、家に帰ったら妻から子供が出来たって報告されて、そんでミラノ映画祭に因んだ名前をつけたっていうことがあり、
その娘がちょど6才半なんで、7年前ってすぐ出るわけ。

因にその1年半後に生まれた長男は、同じく清順監督とカンヌ映画祭に行った年に生まれた子供なんで、周りから神田カンヌにしろと言われたけど、それは流石に却下して、ま、でも、縁のある名前をつけたんだな。
もうこうなると家族ぐるみだね!(笑)

さて、
前々回のブログで、20才代の演劇作家の2トップは「キリンバズウカ」の登米君と「ままごと」の柴君だと言い切ってしまったけど、もう一人大切な人を忘れてました。
宮城陽亮君ね!DMFの代表です!
また舞台やります。
『FROG-新撰組Jade Keeper-

2010年9月8日(水)〜12日(日)

新宿スペース107にて。
「次の世代の劇団新感線!」って感じのテイストです。
なかなか現れなかったタイプの思いっきりエンタテインメントの方で上手くいってる芝居ですね。これはこれで力が無いとすぐ力量がバレてしまう世界なので、相当ですよ!そういった意味では登米君や柴君とは真逆のアプローチで突っ走っている作家だね。
彼も同じ東京下町出身で親近感がありありです。
アニメの脚本や原作をやるようになればあっというまに売れっ子のお金持ちの大先生になってしまう可能性大!
先物買いなら是非!今!
舞台のオープニングはいつも???な感じで始まるけど、中盤位からぐっと持って来てエンディングに繋げる力は凄いよぅ!!この芝居の元バージョンも俺は観てるので作品そのものの完成度は保障済み!

俺もこの舞台はなんとか行くつもりです!

疲れた肩をほぐしてるバイブ

ちなみにこれ、いつも会社で疲れた肩をほぐしてるバイブね!

ソウルの屋台で350円位で買って来たんだけど、スゲぇ〜良いよ!お土産にお勧め!!

やっぱりシャトナーは凄かった!

2010年9月3日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

昨日行って来ましたよ!池袋芸術劇場西田シャトナー作演出「ソラオの世界」!
ここまでダイナミックな発想が出来る作家が他にいるかねぇ。
知的レベルが高すぎるね。
んでもって、今流行りのBGVってんですか所謂舞台映像なんか一切使ってないんだけど圧倒的に作品が映像的なんだよなぁ!

ここんところ舞台で映像使うのが、特にこじゃれた劇団なんかでは最早スタンダードにさえなって来ちゃっていて、そんなとこ出身の映画監督なんかもちらほら現れてきてるみたいだけど、ホント本末転倒だよなぁと時々思う。
肝心の人物演出ってのが出来ない監督ばかりになって来ちゃっている映像界の現状みると薄ら寒い気がする。
画面サイズとか色とか、そんな外側だけの演出しか出来ず、ファインダーの中だけで作っちゃおうとするっていうかね。
そんな監督しか起用出来ない映画界にも問題はあるんだけど。
ま、映画界にプロデューサーがいない証拠だよね。

話がズレたけど(笑)、
この芝居を観るのは実は今回が二回目で初演の時も観ている。
それに比べると今回は小屋を始め演技人、照明まで明らかにグレードアップしてたし観やすかったなぁ。
終演後、シャトナー君とは話したんだけど、これくらいの劇場の大きさがあった方がこの話しのスケール感には合っている気がしたな。

勘の良い俳優さんもポイントできちんと置かれていたし、「テニスの王子様」の大山真志君なんかを主演に持ってくるとこなんかも分かってるしね。
そういう意味では明らかにプロデューサーの勝利だね。

終わって客電が灯ったところで客席が「わぁっと面白かったぁ~!」と沸いたのは、俺の体験としては4~5年前に劇団新感線のプロデュース公演でジャニーズの俳優さんで「犬夜叉」をグローブ座でやった時以来のことだった気がする!
グローブ座が客でいっぱいになったのみるのは確かにあれが初めてだったし(笑)、ジャニーズを観にきていただけの芝居自体にはあんまり興味のなかったはずの観客達があまりの芝居の面白さに大きな驚きでどかっと沸いたんだよね。
劇場が揺れたからねぇ。こんな凄い世界があるのかと!

つまり、この舞台もそんな素晴らしいプロデュースだったってことだよね。
キティの上野さん、お見事です!

早く西田シャトナーを監督デビューさせなければという気持が益々湧いてきた舞台でした。

これはまだ週末9月5日の日曜日までやってるみたいなんでお時間ある方は是非!もうチケット無いかもしれませんが…。

葛飾エンタメの会の横関咲栄ちゃんも出てるし、必見です!!

因にこれが、チケットの半券ね!

「ソラオの世界」チケット半券

すげぇ~若手たち!

2010年9月1日|カテゴリー: 日々のメモ

下町のチンピラ映画プロデューサー神田裕司です!

最近観た演劇、映画の中でちょっと触れておきたい作品がありまして。

一つは、1年に1回しか公演しない登米裕一君の「キリンバズウカ」ね。
いきなり今年はシアタートラム進出でそのジャンプアップさは演劇業界でも注目されていることが目に見えて分かるわけだけど・・・、今回の質の高さと言ったらいやぁ~天才だね。
キャストも分かってらっしゃる感じでね、またまたお馴染みクレイ所属の中川智明君、カニクラの川田希さん、クロムモリブデンの金沢涼恵さん、リュカ・のこいけけいこさんなんかきっちり出てるもんね。
岸田戯曲賞も先ず間違いなくこのままやりつづけられれば確実に取るだろうし(ひょっとしてこれで取るんじゃないかな??)、作家としても凄いとこまで行っちゃうんじゃないかなと思う、まだ20代かな。
俺の知る限り「ままごと」の柴幸男君と二人が業界のトップ2かな。20代ってことでいえばね。

その柴君に関しても後に正にそれで岸田を取ることになる「わが星」を観た時にはぶっ飛びましたしね~!
もちろん他にも凄い若手は沢山出て来ているんだけど、20代っていうのはちょっとヤルよなぁ。

ここ4~5年の演劇界特に小劇場界の流れは凄まじく、本当に新しい感覚が華々しく芽生えて来てる印象はある。

そういえば、その「わが星」は約四半世紀ぶりに有森也実ちゃんと再開し二人で観に行ったんだったなぁ。彼女も随分影響を受けたんじゃないかな。彼女が最近よく出演している商業演劇には無い瑞々しい感性と鋭さと無邪気さがふんだんに散りばめられているこれはもう新しい表現と言って良い領域に入ってきてる出来だったからね。

でもこういった凄い才能をもった作家達がなかなか食えないって状況があって、こんな凄いのに他でバイトしなければ生きて行けないというのはね・・・。
俺にそういった意味での力があったらと痛切に感じる瞬間だな。

転じて、
映画界はちょっと潤った時代があっただけに落差が激しくて、同じ食えないにしてもそう言った意味では感覚的にはもっと悲惨かな。
そんな中で、俺の関わった初期の作品「けものがれ、俺らの猿と」なんかで助監督をしてくれていた白石和彌 君が超低予算で「LOST PARADISE IN TOKYO」という映画を初監督した。
仲良くさせてもらっている映画監督でもあり映画宣伝のプロでもある佐向大君からご案内頂いて観に行った作品がこれだったわけ。
映画を観るとエンドロールにはあの頃良くご一緒させて頂いた懐かしいスタッフの名前がごろごろクレジットされていて、ちょっといいなぁと思ったな。
白石監督も試写会場に居て、これまた久しぶりの再開で(これも10年ぶり位かな!)、俺も「監督~!」なんて呼んじゃって握手なんぞもしたんだけれども(笑)
もともと仕事が出来るその分生意気でやんちゃな助監督だったけど、今はきちんとされていて大人になってましたねぇ。やんちゃなのも好きだったけどね(笑)

制作予算を聞いて想像するに、この映画に参加したほとんどの人達は手弁当に近い感じだったと思う。
最近の映画にはこんなことが多くてね。
なんとかならないもんかね。
良い人材がどんどん疲弊していってしまうよな。業界に残っていけなくなったり・・・。
因にこの「LOST PARADISE IN TOKYO」は9月18日(土)からポレポレ東中野で20時45分から連日レイトショー公開です。
もちろん過酷な現場の中、限られた条件を受け入れながらの演出だったぶん拙い部分も沢山あるんだけど、演出力の片鱗は確かに感じることが出来る映画ではあります。俳優で小林且弥や注目の内田慈なんかをつかっていてその辺りは出来てるし、新しい力を応援してあげてくれる方が一人でも多く観に来て下さると嬉しいなぁ。

因にこれが「キリンバズウカ」の公演「ログログ」と白石監督の映画「LOST PARADISE IN TOKYO」のチラシね。

「キリンバズウカ」の公演「ログログ」のチラシ

白石監督の映画「LOST PARADISE IN TOKYO」のチラシ

今夜は池袋芸術劇場で西田シャトナー作演出「ソラオの世界」だ!
シャトナー君とは彼の脚本監督デビュー映画を是非やりたいと思って数年前から動いている。
シャトナー君こそ、これまた俺の同世代では数少ない天才の一人。
因に彼は一コ下ね。惜しくも「64年、65年早生まれエンタメの会(仮)」には入れないんだけど(笑)
関西での伝説の劇団、腹筋善之介さんや佐々木蔵之介さん等がいた「惑星ピスタチオ」の主宰者ね。
この舞台は、これまた俺の主宰する「葛飾エンタメの会」にも時々来てくれるキティーフィルムの上野プロデューサーのプロデュース作品だし、公演後飲みながら皆でそんな話しが進むと良いんだけどね!